日経平均は小幅続落、ファーストリテが320円押し下げ TOPIX反発

7月11日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比76円68銭安の3万9569円68銭と小幅に続落して取引を終えた。写真は2020年10月、東京証券取引所で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
[東京 11日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比76円68銭安の3万9569円68銭と小幅に続落して取引を終えた。朝方は底堅く推移したが、指数寄与度の高いファーストリテイリングが前日発表した決算を嫌気し大幅安となり、日経平均を320円程度押し下げた。一方、米国株式市場でバリュー株が底堅く推移した流れを引き継ぎ、TOPIXはプラスとなった。
日経平均は240円高で寄り付いた後、311円高の3万9957円80銭で高値をつけたが、その後失速。後場に148円安の3万9497円70銭でこの日の安値をつけた。トランプ米大統領が10日、NBCニュースに対し、ほとんどの貿易相手国に一律15%または20%の関税を課す計画だと述べたことが伝わり、嫌気された。週末を控えた手仕舞い売りの動きも広がった。
SBI証券の鈴木英之投資調査部長は「日経平均はファーストリテイリングの1銘柄で軟調となっているが、実体はTOPIXが示しているだろう」と話す。幅広い銘柄で買いが広がっており、地合いは悪くないという。
TOPIXは反発し、0.39%高の2823.24ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.41%高の1453.35ポイント。プライム市場の売買代金は4兆5653億1000万円だった。
東証33業種では、海運、パルプ・紙、鉄鋼、証券など25業種が値上がり、電気・ガス、非鉄金属、サービスなど8業種が値下がりした。前日の米国株式市場で金融や空運などのバリュー株が底堅く推移した流れを引き継いだ。
主力株では、ファーストリテイリングが7日続落し、6.92%安となった。来期への対日関税の影響を警戒した売りが先行した。そのほか、ソフトバンクグループ、リクルートホールディングス、フジクラもさえなかった。
半面、ダイキン工業が5.44%高、TDKが3%高。東京エレクトロン、アドバンテストもしっかりだった。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.38%安の748.48ポイントと6営業日ぶりに反落した。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1152銘柄(70%)、値下がりは420銘柄(25%)、変わらずは54銘柄(3%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 39569.68 -76.68 39886.54 39,497.70─39,957.80
TOPIX 2823.24 +10.90 2827.13 2,817.09─2,841.46
プライム市場指数 1453.00 +5.63 1454.37 1,449.86─1,462.36
スタンダード市場指数 1389.63 +3.27 1388.98 1,388.84─1,394.48
グロース市場指数 967.77 -3.77 973.20 965.50─980.84
グロース250指数 748.48 -2.87 752.84 746.69─759.28
東証出来高(万株) 186480 東証売買代金(億円) 45653.10
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