午後3時のドルは146円後半へ上昇、トランプ関税でインフレ懸念

7月11日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤からドル高/円安の146円後半で推移している。写真は米ドル紙幣。2022年7月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
Atsuko Aoyama
[東京 11日 ロイター] -
午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤からドル高/円安の146円後半で推移している。カナダに対して35%の関税を課すとするトランプ米大統領の書簡が公表され、他の大半の国に15%または20%の一律関税を課す計画としたことで、インフレが加速するとの見方が強まり、ドルが買われた。
146円前半で推移していたドルは午前9時前から上げ幅を拡大した。午後に入って、9日の高値である147.19円に並んだ後は、ドル買いの一部が巻き戻された。利食いや輸出勢の売りも入ったとみられる。
トランプ氏は自身のソーシャルメディアに投稿した書簡で、カナダのカーニー首相に対して8月1日に関税を発効すると通告。報復措置を取れば、さらに引き上げるとけん制した。
トランプ氏はNBCニュースとのインタビューで、まだ書簡を受け取っていない他の貿易相手国は、おそらく一律関税に直面するだろうと述べた。「全ての国が書簡を受け取る必要はない」とした上で、「20%であろうと15%であろうと、残りの全ての国が支払うことになる」との考えを示した。
カナダの関税については、貿易に関する「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」の対象品目に対する除外措置は維持される見込みで、「影響は限られる」(国内銀行の為替ディーラー)との声がある。一方、他の大半の国に対する「15ー20%」の一律関税に言及したことは「これまでの前提が崩れる」(同)という。
みずほ銀行国際為替部の南英明ディレクターは、トランプ関税のニュースへの反応はドル買い、売りと時々で異なるものの、きょうは「素直にドル買いで反応した」と話す。ただ、全般的に材料不足の中でドルが「上がれば売られ、下がれば買われる」流れが続きやすいとの見方を示している。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 146.86/146.88 1.1678/1.1679 171.51/171.52
午前9時現在 146.27/146.28 1.1701/1.1703 171.14/171.21
NY午後5時 146.25/146.26 1.1700/1.1701 171.11/171.14
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