独GDP、第1四半期は前期比+0.4%に改善 関税見越し輸出好調

5月23日 ドイツ連邦統計庁が23日発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)改定値は前期比0.4%増となり、速報値の0.2%増から上方修正された。写真は2020年12月、独ケルンで撮影(2025年 ロイター/Wolfgang Rattay)
[ベルリン 23日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が23日発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)改定値は前期比0.4%増となり、速報値の0.2%増から上方修正された。
ドイツは昨年第4・四半期に0.2%のマイナス成長に陥り、リセッション(景気後退)懸念が強まっていた。
統計局は、3月の製造業生産と輸出が当初想定よりも力強く伸びたと分析。また、第1・四半期のGDP伸び率はユーロ圏平均の0.3%を上回ったと指摘した。
INGのグローバルマクロ責任者のカーステン・ブルゼスキ氏は「今日の数字で、ドイツ経済はまだサプライズを起こせるという、忘れかけていた過去の遺物がついによみがえった」と述べた。ただ、一時的なものである可能性が高いとも述べた。
低迷するドイツ経済がこのペースで成長したのは、0.6%成長した2022年第3・四半期以来。大きな問題は、この勢いの少なくとも一部が今後の四半期に持ち越されるかどうかだ。
ハンブルク商業銀行のチーフエコノミスト、サイラス・デ・ラ・ルビア氏は、輸出と製造業生産に関しては、関税によるこれまでの駆け込み需要を踏まえると、第2・四半期は減速する可能性が高いと予想。
一方で、5月までの指標が示すように、製造業には景気循環的な要素が見らるほか、実質賃金の上昇を考えると消費の力強さが当面見込まれるとし「従って、この上昇トレンドが続くと信じるに足る理由はいくつかある」と語った。
第1・四半期は、米国の輸入業者が関税を見越して購入を前倒ししたため、輸出が前期比で3.2%増加。家計消費は0.5%増と、これまでの四半期よりも力強い伸びを示した。
一方、政府支出は前期比0.3%減少した。統計局は、暫定予算の影響としている。
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