[上海 15日 ロイター] - ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は車載情報システム(デジタルコックピット)の開発を手がける中国の億咖通科技(Ecarx)との間で提携関係の拡大に向けた協議を進めており、Ecarx の技術を搭載した車両を欧州などで販売することを計画している。Ecarx のShen Ziyu 会長が12日明らかにした。

VWは既にブラジルやインドで、Ecarxの開発したデジタルコックピットシステムを搭載したスマートカーを製造している。Shen氏によると、両社は現在、この提携をVWの廉価ブランド「シュコダ」に広げ、欧州市場で展開することを検討している。

現在はVWとの提携の対象外となっている米国についても両社は市場参入の進め方を協議しており、既にボルボやロータスといった吉利ブランドではEcarx製品を搭載した車両が米市場に投入されているという。Ecarxは中国自動車大手の吉利控股集団を率いる李書福氏から支援を受けている。

VWの広報担当者は、Ecarxとの協力関係はブラジルやインド市場向け内燃機関車両のインフォテインメント(情報娯楽)システムの提供に限定されており、その他の技術は対象外だと述べた。

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