ニュース速報
ビジネス

ユーロ圏投資家センチメント、10月は-13.8 4カ月ぶり上昇

2024年10月07日(月)18時43分

10月7日、 調査会社センティックスが発表した10月のユーロ圏投資家センチメント指数はマイナス13.8と、4カ月ぶりに上昇した。フランクフルトで2019年8月撮影(2024年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

[ベルリン 7日 ロイター] - 調査会社センティックスが7日発表した10月のユーロ圏投資家センチメント指数はマイナス13.8と、4カ月ぶりに上昇した。先行きへの期待が高まったことで予想外の上昇となった。

9月はマイナス15.4だった。ロイター調査ではマイナス15.9への悪化が予想されていた。

調査は3日から5日にかけて1150人の投資家を対象に実施された。

期待指数はマイナス3.8と、9月のマイナス8.0から上昇した。投資家は欧州中央銀行(ECB)の利下げや中国の景気刺激策を改善の理由として挙げた。

一方、現況指数は先月のマイナス22.5からマイナス23.3へ悪化し、4カ月連続で今年の最低を更新した。

センティックスは、「景気の下降トレンドはひとまず止まった。ユーロ圏経済は景気の後退・停滞から抜け出すための新たな試みを開始している」と分析した。

ドイツの投資家センチメント指数はマイナス31.5と9月のマイナス34.7から上昇し、6月以来初めて改善した。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ゼレンスキー大統領、物資供給や対ロ制裁強化巡り米議

ワールド

トランプ氏、大半の貿易相手国に15%か20%の関税

ビジネス

FRB本部改修「豪華ではない」、シカゴ連銀総裁が批

ワールド

米、カナダに35%の関税 トランプ大統領が書簡公表
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:大森元貴「言葉の力」
特集:大森元貴「言葉の力」
2025年7月15日号(7/ 8発売)

時代を映すアーティスト・大森元貴の「言葉の力」の源泉にロングインタビューで迫る

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「弟ができた!」ゴールデンレトリバーの初対面に、ネットが感動の渦
  • 2
    トランプ関税と財政の無茶ぶりに投資家もうんざり、「強いドルは終わった」
  • 3
    シャーロット王女の「ロイヤル・ボス」ぶりが話題に...「曾祖母エリザベス女王の生き写し」
  • 4
    日本企業の「夢の電池」技術を中国スパイが流出...AP…
  • 5
    名古屋が中国からのフェンタニル密輸の中継拠点に?…
  • 6
    アメリカを「好きな国・嫌いな国」ランキング...日本…
  • 7
    アメリカの保守派はどうして温暖化理論を信じないの…
  • 8
    犯罪者に狙われる家の「共通点」とは? 広域強盗事…
  • 9
    【クイズ】日本から密輸?...鎮痛剤「フェンタニル」…
  • 10
    ハメネイの側近がトランプ「暗殺」の脅迫?「別荘で…
  • 1
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...父親も飛び込み大惨事に、一体何が起きたのか?
  • 2
    「弟ができた!」ゴールデンレトリバーの初対面に、ネットが感動の渦
  • 3
    日本企業の「夢の電池」技術を中国スパイが流出...APB「乗っ取り」騒動、日本に欠けていたものは?
  • 4
    後ろの川に...婚約成立シーンを記録したカップルの幸…
  • 5
    シャーロット王女の「ロイヤル・ボス」ぶりが話題に..…
  • 6
    「やらかした顔」がすべてを物語る...反省中のワンコ…
  • 7
    「本物の強さは、股関節と脚に宿る」...伝説の「元囚…
  • 8
    「飛行機内が臭い...」 原因はまさかの「座席の下」…
  • 9
    為末大×TAKUMI──2人のプロが語る「スポーツとお金」 …
  • 10
    職場でのいじめ・パワハラで自死に追いやられた21歳…
  • 1
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 2
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 3
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事故...「緊迫の救護シーン」を警官が記録
  • 4
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 5
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 6
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
  • 7
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 8
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 9
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
  • 10
    「うちの赤ちゃんは一人じゃない」母親がカメラ越し…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中