エヌビディア時価総額3.34兆ドル超、世界トップ マイクロソフト抜く
米半導体大手エヌビディアの時価総額が18日、3兆3360億ドルに達し、マイクロソフトを抜き、世界の時価総額でトップとなった。5日撮影(2024年 ロイター/Ann Wang)
[18日 ロイター] - 米半導体大手エヌビディアの時価総額が18日、3兆3410億ドルに達し、マイクロソフトを抜き、世界の時価総額でトップとなった。
エヌビディア製半導体は現在、人工知能(AI)向け半導体市場シェアの80%超を占め、需要が供給を上回る状況となっている。
18日の取引で、エヌビディアの株価は一時3.7%上昇し、最高値を更新。これに伴い、時価総額は1000億ドル超拡大した。
マイクロソフトは0.5%下落し、時価総額は3兆3140億ドル、アップルは1.2%安で、時価総額は3兆2800億ドルとなった。
エヌビディアの株価は年初来約3倍増となる一方、マイクロソフトの上昇率は約19%にとどまっている。
エヌビディアの時価総額は今年2月、約9カ月で1兆ドルから2兆ドルに到達。その後3カ月強で3兆ドルに達した。
LSEGのデータによると、エヌビディアの最近の1日平均の取引高は500億ドルで、S&P総合500種の取引全体の約16%を占める。これに対し、アップル、マイクロソフト、テスラはそれぞれ100億ドル程度となっている。