ニュース速報
ビジネス

原油先物は下落、米在庫増で需給緩和観測

2024年05月08日(水)10時47分

原油先物価格は、序盤のアジア市場で下落している。米原油在庫の増加を受け、需給が緩和するとの観測が高まっている。写真は、2023年11月14日にカザフスタン・マンギスタウ地方の原油掘削地で撮影。(2024年 ロイター/Turar Kazangapov)

[ニューヨーク 8日 ロイター] - 原油先物価格は、序盤のアジア市場で下落している。米原油在庫の増加を受け、需給が緩和するとの観測が高まっている。

北海ブレント先物は、0020GMT(日本時間午前9時20分)時点で、0.21ドル(0.3%)安の1バレル=82.95ドル。米WTI先物は0.13ドル(0.2%)安の78.25ドル。

市場筋によると、米石油協会(API)の週間在庫統計(5月3日終了週)では、原油在庫が50万9000バレル増加した。ガソリンと留出油の在庫も増加したという。

パレスチナ自治区ガザの停戦交渉がまとまるとの見方も原油価格を圧迫している。米国は交渉によってイスラエルとハマスの溝を埋めることができると考えている。バーンズ米中央情報局(CIA)長官は8日にイスラエルを訪問し、ネタニヤフ首相らと会談する予定。関係筋がロイターに明らかにした。

ドル高も原油相場の重しとなっている。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米コノコ、マラソン・オイルを買収 225億ドル規模

ワールド

ロシア国家評議会書記にデュミン補佐官、プーチン氏後

ワールド

ごみ・汚物風船が韓国に飛来、「北朝鮮が散布」と非難

ワールド

シンガポール航空事故、急激な高度低下が負傷の原因と
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:イラン大統領墜落死の衝撃
特集:イラン大統領墜落死の衝撃
2024年6月 4日号(5/28発売)

強硬派・ライシ大統領の突然の死はイスラム神権政治と中東の戦争をこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    中国海軍「ドローン専用空母」が革命的すぎる...ゲームチェンジャーに?

  • 2

    メキシコに巨大な「緑の渦」が出現、その正体は?

  • 3

    自爆ドローンが、ロシア兵に「突撃」する瞬間映像をウクライナが公開...シャベルで応戦するも避けきれず

  • 4

    ハイマースに次ぐウクライナ軍の強い味方、長射程で…

  • 5

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…

  • 6

    プーチンの天然ガス戦略が裏目で売り先が枯渇! 欧…

  • 7

    汎用AIが特化型モデルを不要に=サム・アルトマン氏…

  • 8

    ロシアの「亀戦車」、次々と地雷を踏んで「連続爆発…

  • 9

    「なぜ彼と結婚したか分かるでしょ?」...メーガン妃…

  • 10

    「天国に一番近い島」で起きた暴動、フランスがニュ…

  • 1

    ロシアの「亀戦車」、次々と地雷を踏んで「連続爆発」で吹き飛ばされる...ウクライナが動画を公開

  • 2

    自爆ドローンが、ロシア兵に「突撃」する瞬間映像をウクライナが公開...シャベルで応戦するも避けきれず

  • 3

    「なぜ彼と結婚したか分かるでしょ?」...メーガン妃がのろけた「結婚の決め手」とは

  • 4

    ウクライナ悲願のF16がロシアの最新鋭機Su57と対決す…

  • 5

    中国海軍「ドローン専用空母」が革命的すぎる...ゲー…

  • 6

    黒海沿岸、ロシアの大規模製油所から「火柱と黒煙」.…

  • 7

    戦うウクライナという盾がなくなれば第三次大戦は目…

  • 8

    能登群発地震、発生トリガーは大雪? 米MITが解析結…

  • 9

    「天国にいちばん近い島」の暗黒史──なぜニューカレ…

  • 10

    少子化が深刻化しているのは、もしかしてこれも理由?

  • 1

    半裸でハマスに連れ去られた女性は骸骨で発見された──イスラエル人人質

  • 2

    EVが売れると自転車が爆発する...EV大国の中国で次々に明らかになる落とし穴

  • 3

    新宿タワマン刺殺、和久井学容疑者に「同情」などできない理由

  • 4

    やっと撃墜できたドローンが、仲間の兵士に直撃する…

  • 5

    立ち上る火柱、転がる犠牲者、ロシアの軍用車両10両…

  • 6

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…

  • 7

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地…

  • 8

    ロシアの「亀戦車」、次々と地雷を踏んで「連続爆発…

  • 9

    大阪万博でも「同じ過ち」が繰り返された...「太平洋…

  • 10

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中