ECB、大きな衝撃なければ近く利下げ 物価予想通り緩和=総裁

4月16日、 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのレーン・フィンランド中銀総裁(写真)は、ECBが6月に利下げするとの見通しについて、エネルギー価格やインフレ率に悪影響を及ぼす地政学的状況にさらなる後退がないことを前提としていると述べた。ロンドンで2019年5月撮影(2024年 ロイター/Hannah McKay)
[フランクフルト/パリ/ヘルシンキ/ニューヨーク 16日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は16日、大きなサプライズがない限り、ECBは近いうちに金利を引き下げると述べた。
ラガルド総裁はCNBCに対し、インフレはECBの予測通りに緩和しているとし、中東情勢の緊迫で商品価格は今のところほとんど影響を受けていないと指摘。「われわれの予測通りにディスインフレが見られている」とし、「追加的な衝撃が発生しない限り、制約的な金融政策を緩和する時期が比較的近いうちに来る」と述べた。
ビルロワドガロー仏中銀総裁も訪問先のニューヨークで「大きな衝撃やサプライズがない限り、6月初めに最初の利下げを決定し、その後は現実的かつ機動的に段階的に金利を引き下げていくべきだ」と語った。
一方で中東情勢の緊張がエネルギー価格やインフレに長期的な影響を及ぼす場合、ECBは利下げペースを調整できる立場にあると指摘。そのペースは経済データの流れによって決まり、会合ごとに厳密に決定されるとした。
レーン・フィンランド中銀総裁は、ECBが6月に利下げするとの見通しについて、エネルギー価格やインフレ率に悪影響を及ぼす地政学的状況にさらなる後退がないことを前提としていると指摘。ECBは先週、6月の利下げに道を開いたが「これは例えば(中東やロシアの情勢など)地政学的な状況、従ってエネルギー価格に、さらなる後退がないことを前提としている」と述べた。
一部のECB当局者がすでに6月の利下げ後の追加利下げの必要性に言及していることについては「ECBは特定の金利にあらかじめ手を縛られることなく、最新の情報に照らして会合ごとに金利を決定する」と述べた。
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