FRB、尚早な利下げに懸念 不確実性強調=議事要旨
米連邦準備理事会(FRB)が21日に公表した1月30日─31日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、金利をいつまで現行水準に維持すべきかに不透明感が存在する中、政策担当者の大半が尚早な利下げに対する懸念を示していたことが分かった。 2018年8月撮影(2024年 ロイター/Chris Wattie)
Howard Schneider Lindsay Dunsmuir
[ワシントン 21日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が21日に公表した1月30日─31日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、金利をいつまで現行水準に維持すべきかに不透明感が存在する中、政策担当者の大半が尚早な利下げに対する懸念を示していたことが分かった。
議事要旨によると政策担当者は、インフレ率を目標とする2%に戻すために制約的な金融政策スタンスを維持しなくてはならない期間を巡る不確実性を強調。大半の参加者が政策スタンスを緩和する動きが速すぎることのリスクを指摘したのに対し、過度に制約的なスタンスを長く維持することに伴う経済への下振れリスクを指摘したのは数人にとどまったとした。
その上で、利下げを検討する前にインフレ低下に対するより大きな確信が必要であることに「概ね」同意したとした。
FRBは同FOMCで、4会合連続で金利据え置きを決定。声明でインフレ懸念に関する文言を和らげたほか、金利引き上げの可能性を巡る言及を削除した。ただ、パウエルFRB議長はFOMC後の記者会見で、インフレとの闘いは終わっていないとして勝利宣言せず、経済のソフトランディング(軟着陸)を達成したと断言することや3月の利下げを約束することは控えた。
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