ビットコイン、一時4万2000ドル回復 22年4月以降で初

暗号資産(仮想通貨)のビットコインが米国時間3日の取引で、約1年半ぶりの高値を付けた。写真はイメージ。10月撮影(2023年 ロイター/Dado Ruvic)
[ロンドン/シンガポール 4日 ロイター] - 暗号資産(仮想通貨)のビットコインは4日、米利下げ期待の高まりを受け、2022年4月以降で初めて一時4万2000ドルを超えた。米当局がビットコインの現物に投資する上場投資信託(ETF)を近く承認するとの観測も支援材料となっている。
ビットコインは2022年4月以来の高値となる4万2162ドルを記録。10月中旬から50%上昇しており、22年、23年序盤の弱気相場から脱したようだとの指摘が出ている。
1256GMT(日本時間午後9時56分)時点のビットコインは4.4%高の4万1754ドル。
マイクロストラテジーは先週、11月に5億9300万ドル相当のビットコインを買い増したと明らかにした。
米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが終了したとの期待から金など金利動向に敏感な資産もこのところ買われている。
イーサも2274ドルに達した。