ニュース速報

ビジネス

前場の日経平均は反発、26年ぶり2万4000円 米株高・円安が追い風

2018年01月18日(木)12時20分

 1月18日、前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比110円27銭高の2万3978円61銭となり、反発した。写真は東京証券取引所で2015年7月撮影(2018年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 18日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比110円27銭高の2万3978円61銭となり、反発した。寄り付きで2万4000円を上抜け、取引時間中としては1991年11月18日以来、26年2カ月ぶりに2万4000円台を回復した。

前日の米国でダウ<.DJI>が320ドルを超す大幅上昇となり、初めて終値で2万6000ドル台に乗せた米株高の流れを、日本株も引き継いだ。為替が1ドル=111円前半と円安方向に振れていることも追い風に、寄り付き後には一時2万4084円42銭に上昇した。

その後は利益確定売りに押され、じりじりと上げ幅を縮めた。市場では「米国時間に取引された日経平均先物の上昇を受けて高く寄り付いたとしても、日本での好材料に乏しいため勢いが続かない」(内藤証券の投資調査部長、田部井美彦氏)との声が聞かれた。

TOPIXは0.05%高だった。東証1部の午前中の売買代金は1兆5895億円。 セクター別ではゴム製品が上昇率トップ。その他製品、金属製品、精密機器、電気機器が、それに続く。一方、下落率トップは水産・農林。保険、非鉄金属、陸運などが続いている。

東証1部の騰落数は、値上がり786銘柄に対し、値下がりが1177銘柄、変わら ずが101銘柄だった。

ロイター
Copyright (C) 2018 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

岸田首相、5月1─6日に仏・南米を歴訪

ワールド

原油先物上昇、イエレン財務長官発言で米経済巡る懸念

ワールド

金の強気相場続く、1オンス=2600ドルがピーク=

ワールド

米共和党対中強硬派、華為への販売全面阻止を要求 イ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 2

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された米女優、「過激衣装」写真での切り返しに称賛集まる

  • 3

    中国の最新鋭ステルス爆撃機H20は「恐れるに足らず」──米国防総省

  • 4

    今だからこそ観るべき? インバウンドで増えるK-POP…

  • 5

    未婚中高年男性の死亡率は、既婚男性の2.8倍も高い

  • 6

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 7

    「誹謗中傷のビジネス化」に歯止めをかけた、北村紗…

  • 8

    「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバ…

  • 9

    心を穏やかに保つ禅の教え 「世界が尊敬する日本人100…

  • 10

    「鳥山明ワールド」は永遠に...世界を魅了した漫画家…

  • 1

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 2

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価」されていると言える理由

  • 3

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた「身体改造」の実態...出土した「遺骨」で初の発見

  • 4

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

  • 5

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 6

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴…

  • 7

    ハーバード大学で150年以上教えられる作文術「オレオ…

  • 8

    「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバ…

  • 9

    NewJeans日本デビュー目前に赤信号 所属事務所に親…

  • 10

    「誹謗中傷のビジネス化」に歯止めをかけた、北村紗…

  • 1

    人から褒められた時、どう返事してますか? ブッダが説いた「どんどん伸びる人の返し文句」

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の瞬間映像をウクライナ軍が公開...ドネツク州で激戦続く

  • 4

    バルチック艦隊、自国の船をミサイル「誤爆」で撃沈…

  • 5

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 6

    88歳の現役医師が健康のために「絶対にしない3つのこ…

  • 7

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士…

  • 8

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 9

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 10

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中