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中国経済、下振れリスク大きいが6.5%成長可能=人民銀政策委員
2016年07月24日(日)16時13分
7月24日、中国の清華大学教授で中国人民銀行(中央銀行)金融政策委員会委員である白重恩氏はロイターに対し、中国経済の下振れリスクは依然としてかなり大きいが、今年の成長率が6.5%以上になることは可能だと述べた。写真は北京の人民銀行本部、2014年4月撮影(2016年 ロイター/Petar Kujundzic/File Photo)
[成都(中国) 24日 ロイター] - 中国の清華大学教授で中国人民銀行(中央銀行)金融政策委員会委員である白重恩氏は24日、ロイターに対し、中国経済の下振れリスクは依然としてかなり大きいが、今年の成長率が6.5%以上になることは可能だと述べた。
また、中国の政策当局者はすでに金融政策面で多くの措置をとったとし、現時点では利下げよりも減税の方が成長押し上げに効果的との見解に同意すると述べた。
同氏は「金融政策ではすでに多くのことをした。財政政策がより適切だろう」と語った。
中国政府は今年の国内総生産(GDP)成長率目標を6.5─7%に設定している。2015年は25年ぶりの低成長となる6.9%だった。
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