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独連銀総裁、ECB批判に反論
2016年04月29日(金)19時18分
4月29日、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのワイトマン独連銀総裁は、ドイツ国内でECBへの批判が高まっていることについて反論した。写真はローマで26日撮影(2016年 ロイター/Tony Gentile)
[ミュンヘン 29日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのワイトマン独連銀総裁は29日、ドイツ国内でECBへの批判が高まっていることについて、ECBの使命はインフレ目標の達成であり、預金者に最低リターンを保証することではないと反論した。
総裁はミュンヘンで「(中銀は)預金者に最低リターンを約束することはできない。金融政策が経済全体に及ぼす影響を重視する必要があるためだ」と指摘。
「長期金利は長期のインフレ予想と経済成長の見通しに等しく影響を受ける。投資家の金利(所得)は空から降ってくるわけではない。企業が稼がなければならない」と述べた。
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