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トヨタ、「クラウン」など約39万台リコール 燃料装置の不具合で

4月13日、トヨタ自動車は、燃料装置に不具合があるとして、高級車「クラウン」など計3車種(2003年12月―07年10月製造)約39万台をリコール(回収・無償修理)すると発表した。写真はワルシャワで2014年4月撮影(2016年 ロイター/Kacper Pempel)
[東京 13日 ロイター] - トヨタ自動車<7203.T>は13日、燃料装置に不具合があるとして、高級車「クラウン」など計3車種(2003年12月―07年10月製造)約39万台をリコール(回収・無償修理)すると発表した。このうち、欧州などの海外で高級車ブランド「レクサス」の車両約6万4000台がリコール対象となっている。
原動機の燃料配管で燃圧センサーの締め付け指示が不適切で、適正に締め付けられていないため、低温時に燃料臭がしたり、燃料が漏れるおそれがある。事故はないが、不具合が148件起きている。
同時に、オーディオアンプの不具合により「クラウン」など2車種(08年1月―13年7月製造)、計1万6618台を国内でリコールする。スピーカー駆動用素子に保護回路がついておらず、素子がショートし、最悪の場合、火災が起きるおそれがある。事故は確認されていないが、不具合が6件発生している。
(白木真紀)