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米公定歩合、3月は連銀総裁2人が25bp引き上げ主張=議事要旨

4月12日、3月開催の米公定歩合会合の議事要旨によると、カンザスシティー、リッチモンド連銀の両総裁が25bpの引き上げを主張した。写真はラッカー・リッチモンド連銀総裁、昨年1月撮影。(2016年 ロイター/Kevin Lamarque)
[ワシントン 12日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が公表した3月開催の公定歩合会合の議事要旨によると、カンザスシティー地区連銀のジョージ総裁とリッチモンド地区連銀のラッカー総裁の2人が25ベーシスポイント(bp)の引き上げを主張していたことが分かった。
両総裁は「労働市場の継続的な改善やインフレが加速するとの見方を踏まえると」、25bpの引き上げが望ましいとした。
公定歩合に関する会合は3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)前に行われた。
3月のFOMCでは、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標が据え置かれたが、ジョージ総裁は利上げを主張し反対票を投じている。ラッカー総裁は今年のFOMCで投票権を持っていない。