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日経1万8000円割れ、21年ぶりの年明け4連敗

1月7日、東京株式市場で日経平均は4日続落。この日の安値引けとなり、終値で2015年10月14日以来、約3カ月ぶりとなる1万8000円割れとなった。 写真は都内の株価ボード。2012年9月撮影(2016年 ロイター/Yuriko Nakao)
[東京 7日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は4日続落。この日の安値引けとなり、終値で2015年10月14日以来、約3カ月ぶりとなる1万8000円割れとなった。日経平均が年初から4日連続で下げるのは1995年以来21年ぶり。人民元安や中国株の取引停止などでリスク回避ムードが強まったうえ、ドル安/円高の進行が売りに拍車をかけた。
米株安を背景に軟調なスタートとなるなか、午前10時15分に人民元の基準値が2011年3月以来の元安水準に設定されると中国経済への懸念が広がり、日経平均は下げ幅を拡大。その後、中国株式市場で取引開始後30分もたたずして主要株価指数が7%下落し、サーキットブレーカーが発動。上海と深セン市場が終日取引停止になったことも市場心理を冷え込ませた。
ドル/円
東証業種別では電気・ガスを除く32業種が下落。東証1部の8割以上が値下がりした。ルネサス<6723.T>株報道をめぐる増資懸念からソニー<6758.T>が売られたほか、米アップル
東証1部騰落数は、値上がり239銘柄に対し、値下がりが1647銘柄、変わらずが49銘柄だった。
日経平均<.N225>
終値 17767.34 -423.98
寄り付き 18139.77
安値/高値 17767.34─18172.04
TOPIX<.TOPX>
終値 1457.94 -30.90
寄り付き 1483.9
安値/高値 1456.61─1489.63
東証出来高(万株) 237486
東証売買代金(億円) 28338.37
(杉山容俊)