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補正予算は「3.5兆円」、安倍首相がエコノミスト懇親会で明言

2015年12月08日(火)20時50分

12月8日、安倍晋三首相はエコノミスト懇親会であいさつし、今月中旬に閣議決定する2015年度の補正予算の規模について「3.5兆円」と説明した。11月撮影(2015年 ロイター/TORU HANAI)

[東京 8日 ロイター] - 安倍晋三首相は8日都内で開かれたエコノミスト懇親会であいさつし、今月中旬に閣議決定する2015年度の補正予算の規模について「3.5兆円」と説明した。1億総活躍関連で「1兆円を超える」と述べた。

税収の上振れを介護や成長事業に投じる「成長と分配の好循環で、名目国内総生産(GDP)600兆円は十分達成可能」と強調した。アベノミクスが地方に波及していないとの批判に反論し「7県で有効求人倍率が過去最高となった」と胸を張った。

日経平均株価が昨年末と比べ約2500円上昇し、エコノミスト予想の1500円を上回ったことに触れ「下の方の数字を予測するのがデフレマインドだ」と述べ、出席した民間エコノミストらから笑いを誘った。

干支と相場の格言に絡み、「今年は未(ひつじ)年でみなさんには辛抱していただいたので、日本郵政を上場させていただいた」と説明した。「来年、再来年は申(さる)年、酉(とり)年なので、騒がしくなっているだろう」と述べた。

*内容を追加しました。

(竹本能文)

ロイター
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