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ギリシャ首相、ユーロ離脱対策問題で釈明「責任ある政府の義務」
2015年07月31日(金)20時18分
7月31日、ギリシャのバルファキス前財務相がユーロ圏離脱に備えた計画を準備していたことについて、チプラス首相は、これを承認していたことを明らかにした。写真は、ギリシャのチプラス首相、30日撮影(2015年 ロイター/Yiannis Kourtoglou)
[アテネ 31日 ロイター] - ギリシャのチプラス首相は31日、ユーロ圏を離脱させられた場合の準備を承認していたことを認めた。
バルファキス前財務相が今週、ユーロ圏離脱に備えた計画を準備していたことを明らかにした。その過程で、市民の税関連データを入手しようとしていたことが分かり、衝撃が走り憤りの声が上がった。
これについて、チプラス首相は31日、議会で「われわれはユーロ圏からの離脱計画を立てたことはないが、緊急時のための計画はあった」と述べた。
首相は、債権団がギリシャのユーロ圏離脱計画を用意していたため、ギリシャ政府は対応策を備えておく必要があったと説明。さらに計画を、戦争を控えた防衛計画になぞらえ、緊急対応策の策定は責任ある政府の義務だと主張した。
*内容を追加します。
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