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東京マーケット・サマリー・(11日)
<外為市場>
午後5時のドル/円
<株式市場>
東京株式市場で日経平均は3日ぶりに反発した。前日の米国株式市場でダウが330ドル超の下落となり、東京市場でも朝方は売りが優勢となったものの、先高期待や需給面での安心感などを支えに切り返し、後場に上げ幅を拡大。ドル/円
東証1部騰落数は、値上がり939銘柄に対し、値下がりが778銘柄、変わらずが147銘柄だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利の加重平均レートは、速報ベースで0.083%になった。
主な取り手は地銀、信託などで、大手行は0.070─0.071%付近で一部調達したもよう。前日に比べてややまとまった額の試し取りが観測されている分、加重平均レートは前日(0.076%)を上回る可能性がある。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCT+1レート(平均)は0.024%に低下。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。
<円債市場>
長期国債先物は大幅反発。前日の海外市場で欧米金利が低下した流れを引き継ぎ買い戻しが先行した。後場は日銀オペで需給の底堅さを確認できたため、海外勢を巻き込んで買い戻しに拍車がかかり、上値追いとなった。引き続き変動率は高い。現物債は先物に連動性を強めた長期ゾーン、しっかりした日銀オペ結果を受けた超長期ゾーン利回りに強い低下圧力がかかった。長期ゾーンに国内銀行勢、超長期ゾーンに保険会社の押し目買い観測が出ていた。あす入札を控える5年債も強含みで推移。
長期国債先物中心限月6月限の大引けは、前営業日比49銭高の147円09銭。10年最長期国債利回り(長期金利)は同5bp低い0.415%に低下。