ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思われるドローンの攻撃を受け大炎上
Ukraine Strikes Critical Russian Oil Port In Major Drone Attack
ウスチ・ルガ港 KKulikov-shutterstock
<攻撃を受けたのはロシア西部レニングラード州のウスチ・ルガ港だ>
ロシア西部レニングラード州のアレクサンドル・ドロズデンコ州知事は3月25日、ウクライナのドローン攻撃によりバルト海の主要なエネルギー輸出拠点で火災が発生したと発表した。
火災が発生したのは、ロシアが原油や液化天然ガス(LNG)をバルト海経由で輸出する拠点であるだけでなく、一般貨物などの輸出拠点でもあり、ロシア経済を支えているウスチ・ルガ港。ドロズデンコによると、火災は「封じ込められつつある」という。負傷者は報告されていない。
ウクライナはウクライナ戦争の重要な資金源となっているロシアの石油・ガス施設への攻撃を今後も続けると表明しているが、今回の攻撃については関与を認めていない(ウクライナ軍は2025年8月にウスチ・ルガ港周辺を攻撃したと発表していた)。
多くの西側諸国はウクライナ侵攻以降、ロシア産資源への依存を減らしているとはいえ、ロシアのエネルギー輸出が混乱すれば、世界の燃料市場はさらに不安定化し、イラン戦争によって生じている石油・ガス不足への懸念も悪化する可能性が高い。
報道によると、先月は1日あたり約45万バレルの原油がウスチ・ルガ港を通過した。フル稼働時には1日約70万バレルの原油を処理可能であり、西方へのロシアのタンカー輸出の3分の1以上を同港が占めると推計されている。






