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イラン攻撃のさなか、トランプが行った「執務室の祈祷」を中国がミーム化...パロディ動画が拡散中

China’s Latest Social-Media Trend Is Mocking Trump’s White House Prayer

2026年3月13日(金)15時30分
ジャック・ベレスフォード

茶化している人の中には企業経営者も

この祈りの輪の様子がアップロードされると、中国を中心にミーム化。嘲笑の的となった。

あるX(旧ツイッター)ユーザーは、中国の企業経営者たちがこの祈りの輪を再現しているとされる複数のスクリーンショットを投稿。これが「SNSのトレンド」になっていると主張した。

「中小企業や工場の経営者たちは従業員を集め、この演出を茶化している。輪になって肩や頭に手を置き、『売り上げが上がりますように、すべての労働者と会社全体の収入が増えますように』と、ユーモラスな調子で祈るのだ」


また、写真家で歴史研究者のトン・ビンシュエもインスタグラムでこのトレンドに同調し、これらのパロディ動画は中国全土で広がる「予想外のマーケティングの流行」の一部だと述べた。

「2026年3月6日、信仰指導者たちがドナルド・トランプ大統領のために祈った出来事から始まったものが、中国全土で思いがけないマーケティングの流行へと変わった。企業の経営者たちが従業員を集めて輪を作り、売り上げ増加やボーナス上昇を祈るふりをして冗談を言っている......動画は抖音(ドウイン)や微博(ウェイボー)で爆発的に拡散されている。時には最高のマーケティングは無料であることの証拠である。神の介入をもたらしたかどうかには議論の余地がある。しかし世界的な注目を集めたことは間違いない」

この祈りの光景が、SNSで嘲笑の的となっていることは、トランプ政権を苛立たせる可能性がある。その発信源が中国であるため尚更だ。

イラン攻撃が行われる中、米中間の緊張は穏やかながらもくすぶり続けている。

本誌はホワイトハウスにコメントを求めている。

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