有人機の「盾」となる使い捨て無人機...空の戦いに革命をもたらす「新世代ドローン」とは?
SKY’S THE LIMIT
NATO加盟国を含む世界中の軍隊が、陸海空の全部門でドローンをいかに活用し、有人部隊と統合するか、そしてAI(人工知能)をいかに適切に用いるかを模索している。また大量生産を前提とするこうした装備の価格を抑える方法も慎重に検討している。
その背景には、約4年に及ぶウクライナ戦争で得た教訓がある。そこでは高価で複雑な兵器よりも、安価で必要最低限の機能を備えたドローンが活躍している。バグウェルも本誌に、CCAの開発はウクライナ戦争で「加速した」と語っている。
そしてノースロップ・グラマンの航空システム部門を率いるトム・ジョーンズは本誌に、「必要な速さで手頃な価格と高性能を実現するには最初から最後まで一貫した計画的アプローチが必要だ」と言った。
ジョーンズによると、改良を重ねたプロジェクト・タロンは当初モデルに比べて重量が約0.5トン減り、必要な部品数は半減したという。
ノースロップ・グラマンの発表によれば、現行のプロジェクト・タロンは発注元の要望に応じたカスタマイズが可能で、多様な任務に対応できる。また今年中に初飛行が予定されている。
「設計に当たっては、何よりも製造の速さを重視した」とジョーンズは言う。「このモデルには、速さと柔軟性に懸けた開発チームと会社の投資が凝縮されている」





