「円安で日本が弱くなる」は本当か? 元財務省官僚が教える「黒字大国日本」の強みとチャンス
このように、直接的に両替を伴う変化はイメージがしやすいですよね。
でも、本当は、間接的に、為替はもっといろいろな場面で我々の暮らしや経済に大きな影響を与えているのです。あまり難しいことは言わないで、身近な為替(今なら円安)の影響を、例として3つほど挙げてみます。
身近な円安の影響① 食品の値段が上がっている
日本の2024年度の食料自給率は64%(生産額ベース、農林水産省データ)となっており、多くを輸入に依存しています。円安になれば、輸入物価は上がります。また、直接の輸入でなくても、たとえば国産牛肉は輸入飼料の値段が上がれば、値上げせざるを得ないでしょう。
つまり、円安になると基本的に食品の値段は上がります。 実際に、2025年後半時点で食品価格が前年比6%を超える高い水準で推移しています。

もちろん、さまざまな理由が挙げられますが、その1つに円安の影響もあると考えられます。





