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極超音速ミサイル

極超音速ミサイルが通常戦力化する世界では、グリーンランドが北米存立のため死活的に重要になる

Hypersonic War: The US’s Real Challenge in Greenland and Munich Push

2026年2月16日(月)16時11分
ディディ・キルステン・タトロウ(本誌米国版・国際問題担当)

存立を脅かす兵器

「ミサイルの位置と進行方向を把握するには、三角測量によって時間差を補正できる十分な数のセンサーが必要だ」と、ブッファードは述べる。

カナダのマニトバ大学防衛安全保障研究センター所長アンドレア・シャロンは、極超音速兵器に対抗する防衛システムはまだ初期段階にあると指摘する。

そしてそれらは、将来の主要拠点としてグリーンランドを想定しながら開発されているとブッファードは言う。そのため、米国はこれらのシステムを配備し、防衛枠組み全体を「作り直す」ために、グリーンランドへの確実なアクセスを必要としているという。

カナダのトレント大学教授で北極・安全保障問題の専門家P・ホイットニー・ラッケンバウアーは、米国は極超音速や極超音速滑空体のような次世代の安全保障・運搬システムを開発する必要があると述べる。

「存立を脅かすような運動エネルギー兵器の脅威に直面すれば、米国は自国防衛のために必要なあらゆる措置を取るだろう」と、ラッケンバウアーは本誌に語った。

米国防総省は昨年、グリーンランドの管轄を欧州軍から北方軍に移管し、西半球に組み込んだ。これも、米国の懸念の高まりを示す動きだとラッケンバウアーは指摘する。

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