いまロシアが、インドに急接近する理由...インド人に承認された就労ビザは4年で15倍に
しかし、ルーブル安、移民法の厳格化、そしてロシアの政治家からの激しい反移民的な言辞のために、中央アジア各国出身者の労働者の流入が減少しており、ロシア政府は他の地域出身の労働者に対するビザの割当枠を拡大している。
未熟練労働力の供給源としてインドを選んだことは、ロシア政府とインド政府の間の強力な防衛・経済関係を反映している。
インドは西側各国の制裁のために他の場所だと容易に売却できないロシア産原油を格安で購入してきたが、こうした状況は今や疑問符がつくかもしれない。
ロシアのプーチン大統領とインドのモディ首相は昨年12月、インド人がロシアで就労するのが容易になる合意に署名した。
ロシアのマントゥロフ第1副首相は当時、ロシアが「無制限の数」のインド人労働者を受け入れる可能性があるだろうと話していた。マントゥロフ氏によると、製造業で少なくとも80万人、サービス・建設部門でさらに150万人の人手が必要だという。
ロシアの工場や農場で働くインド人
モスクワの繊維企業「ブレラ・インテックス」はカーテンや寝具を製造するためにインド人を含む南アジア出身の労働者を10人程度雇い入れた。
インド出身のガウラブさん(23)はミシンの前に座りながらロシアで働き始めて3カ月になると話した。「こっちに来れば仕事も給料もいいと言われた。ロシアの生活はとても快適だ」と語った。結婚して子どもが2人おり、インドで暮らす家族に毎日電話し会いたいと伝えているという。





