粛清に次ぐ粛清で中国軍トップが空洞化、人民解放軍の弱体化は避けられない
China’s Military Has a Major Problem
人民解放軍に広がる恐怖とストレス
また、習があり得ると述べている台湾侵攻を実行する能力や人民解放軍(PLA)の戦闘力にはどのような影響を与えるのか。
PLAは、今回の粛清の結果、先週よりも弱体化していないのか。
シンガポールの南洋理工大学S・ラジャラトナム国際研究大学院(RSIS)の上級研究員、ドリュー・トンプソンが本誌に語ったように、著しく縮小した現在のCMCで「習近平が会議を招集したとき、一体誰が出席するのか?」という問題もある。
本誌は中国国防部および外務省、さらにワシントンDCの中国大使館にコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかった。
アナリストの間では、軍事面の影響は避けられないとの見方が強いが、中国共産党の政治と軍事というブラックボックスをどう読み解くかについては意見が分かれている。
「将来に対する不安定感は以前から続いていた」と、トンプソンはPLA内部の雰囲気について語った。「自分は生き残れるかどうか、今にも自由が奪われるのではないか、という不確実性は、組織内部、将校と部下、同僚同士の人間関係に計り知れないストレスを生み出している」





