3年以内に日本からインドカレー店が消えるかも...日本の移民政策に今、求められることは?

JAPAN’S OPEN SECRET

2026年1月23日(金)11時50分
小暮聡子、深田莉映(ともに本誌記者)

図6 在留資格別の在留外国人の構成比

図6 在留資格別の在留外国人の構成比

──ベトナムは総数の3分の1、約20万人を技能実習生が占めている。

留学生も4万6000人と多いし、最近は「技術・人文知識・国際業務」で来た人が11万7000人いる。

ベトナムの場合、ホワイトカラーというよりエンジニアが多い印象だ。図面が読めて、現場を監督するような人たちで、技能実習生の管理をしているケースもある。


──フィリピンも永住者と定住者以外では技能実習生が多い。

フィリピン政府が日本への送り出しに積極的になり、最近少し増えた。技能実習だけの時代はあまり関心がなかったが、特定技能ができて、「日本に送り出せる」と気付いた国がアジアで増えた。

各国にとって、良質な送り出し先を確保することは死活的だ。失業対策と外貨獲得のため、アジア諸国には必ず送り出しを担当する省庁、いわば「出稼ぎ省」がある。

産油国は長く主要な送り出し先だったが、事故が多く、人が亡くなる。そうなると政府への信頼が揺らぐため、各国はより安全で安定した送り出し先を探している。特定技能を日本がつくったことで、一斉に注目が集まった。

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