トランプ関税で苦しむ農家の「票つなぎ」...トランプ政権、120億ドルを「バラマキ」?
写真はトランプ米大統領。12月8日、ワシントンのホワイトハウスで撮影。REUTERS/Jonathan Ernst
トランプ米大統領は8日、関税措置で痛手を受けた国内農家に対する総額120億ドルの支援パッケージを発表した。
支援の財源は関税収入を充当する方針。トランプ氏としては、中国との貿易戦争を通じて多額の損失を被りながら大半が変わらず支持姿勢を示してくれている農家の票をつなぎ止める狙いがある。
農業団体や農業地帯を選挙区とする与党共和党議員からも、来年の農作業に向けた種子や肥料の購入を含む諸費用を援助してほしいとの要望が出されていた。
ロリンズ農務長官は、支援パッケージのうち110億ドルはトウモロコシ、大豆など「列作物」農家に振り向け、2月28日までに支払われる予定だと説明。残りの10億ドルは果物や野菜などの作物向けで、政権としてまだ詳細を詰めているところだと述べた。
ベセント財務長官は、この支払いが農家にとってトランプ氏の各種貿易政策からの恩恵を受けられるまでのつなぎ資金として役立つとの見方を示した。
トランプ氏は、今後農業機械に関する多くの環境規制を撤廃してこれらの価格を引き下げ、農家をさらに支援していく方針も明らかにした。
一方上院農業委員会で野党民主党トップのエイミー・クロブシャー議員は、トランプ氏の貿易政策こそが農家に打撃を与えていると改めて批判。「国内農家により大きな確実性を提供する最も簡単な方法は、トランプ氏が関税を廃止することだろう」と主張した。
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