最新記事
ウクライナ戦争

トランプがウクライナを置き去りに推進する和平案...「プーチン大勝利」すぎる呆れた内容とは

US-Russia Peace Deal Proposed, Huge Win for Putin: Report

2025年8月13日(水)18時05分
アンドリュー・スタントン、バーニー・ヘンダーソン

戦争終結だけが目的化している?

2025年1月のトランプの政権復帰は、ウクライナを一貫して支持してきたバイデン政権の姿勢からの転換点となった。

今年7月、トランプはプーチンに対し、ウクライナでの停戦に50日間の期限を設定したが、その後「より短い期間」にすると述べ、ロシアが攻撃をやめないことに「非常に失望している」と表明した。


8月6日、スティーブ・ウィトコフ米中東担当特使がプーチンと会談した後、トランプは自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に「大きな進展があった!その後、私はいくつかのヨーロッパの同盟国に状況を説明した。誰もがこの戦争を終わらせるべきだと同意しており、我々は今後数週間でその実現に向けて動く」と投稿した。

ロシア国営通信社RIAノーボスチは、「プーチン大統領はウクライナ問題についてアメリカにいくつかのシグナルを送った。トランプ大統領からも同様のシグナルが受け取られた」というロシア政府の声明を報じている。

また、ホワイトハウスのカロライン・リービット報道官は「ロシア側はトランプ大統領と会う意思を示した。トランプ大統領はプーチンとゼレンスキーの双方と会うことに前向きだ。トランプ大統領はこの残虐な戦争を終わらせたいと考えている」と発言した。

8月13日現在、この提案の詳細はまだ公表されていない。トランプは会談にあたり、プーチンがゼレンスキーと面会することを条件としないとしている。

ニューズウィーク日本版 日本人が知らない AI金融の最前線
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2026年3月3号(2月25日発売)は「日本人が知らない AI金融の最前線」特集。フィンテックの進化と普及で、金融はもっと高速に、もっとカジュアルに[PLUS]広がるAIエージェント

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

再送-航空各社が中東路線の運航停止、米・イスラエル

ワールド

イランが湾岸アラブ諸国にミサイル発射、アブダビで1

ワールド

イラン市民はパニック、都市から一斉避難

ワールド

ロシア、対イラン攻撃の即時停止要求 さらなる不安定
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
2026年3月 3日号(2/25発売)

フィンテックの進化と普及で、金融はもっと高速に、もっとカジュアルに

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力空母保有国へ
  • 2
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 3
    がん治療の限界を突破する「細菌兵器」は、がんを「内側」から食い尽くす...カナダの大学が発表
  • 4
    ウクライナが国産ミサイル「フラミンゴ」でロシア軍…
  • 5
    「努力が未来を重くするなら、壊せばいい」──YOSHIKI…
  • 6
    中国で今まで発見されたことがないような恐竜の化石…
  • 7
    トランプがイランを攻撃する日
  • 8
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「一人旅が危険な国」ランキン…
  • 10
    住宅の4~5割が空き家になる地域も......今後30年で…
  • 1
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 2
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体には濾過・吸収する力が備わっている
  • 3
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 6
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 7
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 8
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官…
  • 9
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 10
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 5
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 6
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中