ロシアの新型ドローンの部品は100%中国製――ウクライナ当局発表
Russia Drones Equipped With Chinese Technology Raise Eyebrows
DIUは、戦争と制裁に関する情報ポータルで、ロシアの新型ドローンの内部構造を公開した。偵察およびデコイ(おとり)用で、ウクライナの防空兵器の位置を把握する役割を担うドローンだという。
「UAV(無人航空機)CBTS.611000」と呼ばれるこのドローンは、上から見ると三角形のデルタ翼型の機体を持ち、ウクライナに大きな被害をもたらしたイラン製「シャヘド136(ロシア名ゲラン2)」に似ているが一回り小さいという。
China supports russian terrorism - thus, China directly supports the fight against Europe.
— Jürgen Nauditt (@jurgen_nauditt) July 22, 2025
The new russian drone consists almost entirely of Chinese components, -- GUR.
The intelligence agency has published data on the drone, which the russians use as a decoy, reconnaissance... pic.twitter.com/1mpwMf9Kkh
構成部品はすべて中国製で、そのうち約半数がCUAVテクノロジー社製。自動操縦機能付きのフライトコントローラー、ナビゲーションモジュール、アンテナ、速度センサーなどが含まれ、最大15キロの弾頭が搭載できる。
CUAVテクノロジーは2022年10月、ウクライナおよびロシアへの供給制限を表明していた。
ドイツ陸軍のクリスティアン・フロイディング少将はポッドキャストで、中国は現在、ウクライナへのドローン部品輸出を完全に停止し、代わりにロシアに供給していると述べた。