トランプ関税 90日後の世界──不透明な中でも見えてきた3つの確実
DEALMAKER OR DESTROYER?

金融市場の大混乱後に一歩引いたトランプだが、90日後はどう出る? NATHAN HOWARDーREUTERS
<一方的な関税応酬(とその一時停止)によりマーケットは大きく揺れ、世界経済の不確実性は一段と増した。90日間の猶予期間が終わった時、『マッドマン』のご気分はいかに...>
アメリカの株式市場はこの4月、歴史上最も多くの富が吹き飛んだ2日間と、歴史上最も大きく株価が値上がりした1日を経験した。ドナルド・トランプ米大統領の関税政策を発端に、経済の不確実性が一挙に高まっている。
一連の相場の乱高下により、投資家が負った痛手はあまりに大きい。アメリカが貿易相手としての信用を完全に取り戻せる日は二度とやって来ないかもしれない。アメリカは想定外の行動を取りかねない国だ──そんな疑念を誰もが完全には振り払えなくなったのだ。
しかも、「トランプ関税」はロシアを利する可能性もある。ロシアのドミトリー・メドベージェフ前大統領は、トランプ関税によりロシアは全く打撃を被っていないが、アメリカの同盟国や友好国は途方に暮れている、と満足げに語っている。
トランプが新しい関税政策の詳細を発表したのは4月2日。全ての輸入品に一律で10%の基本関税を新たに課し、大きな対米貿易黒字を計上している国にはさらに追加で高率の「相互関税」を課すとしたのだ。
トランプはこれまで40年近く、アメリカの貿易赤字に並々ならぬ不満を抱いていて、関税という「魔法の杖」を振るうことでそれを解消できると考えている。
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