バンス副大統領の『ヒルビリー・エレジー』が禁書に? 図書館追放の可能性、その理由とは?
Was JD Vance's Book Pulled From Pentagon Schools? What We Know
『ヒルビリー・エレジー』は「コンプライアンス審査」の対象か?
国防総省教育活動部のウィル・グリフィン広報部長は本誌に次のようにコメントしている。
「ヒルビリー・エレジーは図書館収蔵図書として国防総省の学校で貸し出しができる。国防総省教育活動部(DoDEA)は直近の大統領令および国防総省のガイダンスに照らして現行の方針や教材の見直しを行っている。国防総省の部局として、DoDEAは大統領令と国防総省のガイダンスに全面的に従う」
太平洋西部DoDEAのジェイコブ・シャーウッド管理官はこのほど、韓国の烏山空軍基地で開かれたタウンホール集会で、「図書館から撤去すべき図書に関するリストが今現在存在するかどうかという問題だが、手短に言うと存在しない」と語った。
表現の自由を訴える団体PENアメリカは、Xにこう投稿した。「トランプ政権は図書の禁止をデマと呼んだ。しかし今、政権内部からその声が出ている。J・D・バンス副大統領の『ヒルビリー・エレジー』は、国防総省の学校から撤去されるべき図書のリストに加わって、『コンプライアンス審査』を待っている」
図書はDoDEAの審査を経て撤去される可能性がある。しかしグリフィン広報部長は本誌に寄せた声明の中で、自身の「認識」によれば、バンス氏の『ヒルビリー・エレジー』は審査対象とは「みなされていない」と言い添えた。
「現時点で我々は審査を行っている。審査が終わるまで、我々の学校図書館から図書が恒久的に撤去されることはない」「その間、審査中の図書の利用は専門職員に限定される。私の認識では、同書は審査の対象とはみなされていない」とグリフィン氏はコメントしている。
(翻訳:鈴木聖子)

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