トランプ、多様性政策撤廃へ 性別は「男性と女性のみ」【トランプ2.0】

トランプ次期大統領は20日の就任後、多様性・公平性・包摂性(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン=DEI)に関するプログラムを撤回し、米連邦政府は男性と女性の2つの性別のみを認めるとする大統領令を発令する。2019年5月撮影(2025年 ロイター/Demetrius Freeman)
トランプ米大統領は20日の就任後、多様性・公平性・包摂性(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン=DEI)に関するプログラムを撤回し、米連邦政府は男性と女性の2つの性別のみを認めるとする大統領令を発令する。新政権当局者が20日明らかにした。
同当局者は、DEIに関する一段の措置が間もなく実施される予定としたものの、具体的な内容や発表時期については明らかにしなかった。
トランプ氏は就任演説で、「今週、私は公私のあらゆる側面で人種や性別を社会的に操作しようとする政府の政策も終わらせる」と述べた。
「われわれは肌の色に関係なく、実力主義の社会を築く。きょうから、性別は男性と女性の2つのみというのが米政府の公式な政策となる」と語った。
当局者によると、トランプ政権は、環境正義助成金や多様性研修プログラムなど「差別的」と見なすプログラムを見直し、場合によっては終了させる計画だ。
公民権・人権擁護団体は少数派を保護し、トランプ大統領の政策に異議を唱えると表明した。
米企業の間では最近、DEI推進の取り組みを後退させる動きが出ているが、コストコやアップルなど取り組みを継続する方針を維持する企業もある。
当局者によると、政府は男性と女性という2つの性別のみを認め、変更はできないとする。性転換手術への政府資金援助もしないという。
この大統領令が米軍にとってどのような意味を持つのかは現時点では明らかではない。トランプ氏は1期目に、トランスジェンダーの兵役を禁止すると発表し、トランスジェンダーの採用を凍結した。その後、バイデン氏が2021年の就任時にその決定を覆した。


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