最新記事
ウクライナ戦争

クルスク州の戦場はロシア兵の「肉挽き機」に...ロシア戦車が次々と爆破されていく動画が公開される

Videos Allege Catastrophic Russian 'Meat Grinder' Assault in Kursk

2024年11月16日(土)13時11分
ソフィー・クラーク

ソーシャルメディア上の動画によれば、ロシアは兵士を増やし、軍の活性化を図っているが、この地域でのウクライナとの戦いは、「肉挽き器」に兵力を投入しているようなものだ。軍用車が目の前で爆破されているにもかかわらず、また別の車両が同地に送られ続けている。

Xのアカウント「WarMonitor」が公開した別の写真には、クルスク州と見られる地域で黒焦げになった戦車4台が映っている。

「ロシアの第810海兵旅団はこの5日間、クルスク州の陣地への攻撃で想像を絶する損害を被った。新たに徴兵された兵士らが最も危険な戦闘地に投入された結果は、この画像を見れば明らかだ」とWarMonitorは書いている。

トランプが大統領に就任する前の奪還を目指すロシア

ウクライナ海兵隊員が運営するXアカウント「Kriegsforscher」は、戦闘は完全に一方的なものではないと報告している。「クルスク州では非常に血なまぐさい戦闘が続いている。敵は作戦初日の攻撃に失敗した後、私の陣形の側面と中央において最低限の装甲戦闘車両しか使わなかった」

ロシアは、ドナルド・トランプが主導する停戦合意で、クルスク州を永久に保有できるようにするため、トランプの米大統領就任前に同州を奪還しようと躍起になっていると、本誌は伝えた。

トランプは選挙戦を通じて、ウクライナ戦争を終結させると公約していた。しかし、トランプは最近、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領に、これ以上戦争をエスカレートさせないよう要請したと報じられている。

ニューズウィーク日本版 ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2026年2月24号(2月17日発売)は「ウクライナ戦争4年 苦境のロシア」特集。帰還兵の暴力、止まらないインフレ。国民は疲弊し、プーチンの足元も揺らぐ

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ECB総裁が任期満了前に退任とFT報道、仏大統領在

ワールド

ウクライナ和平協議、2日目は2時間で終了 「困難な

ビジネス

英CPI、1月は前年比+3.0% 昨年3月以来の低

ワールド

エプスタイン文書、米エリートへの不信鮮明に=世論調
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
2026年2月24日号(2/17発売)

帰還兵の暴力、ドローンの攻撃、止まらないインフレ。国民は疲弊しプーチンの足元も揺らぐ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    オートミール中心の食事がメタボ解消の特効薬に
  • 2
    ポーランドが「核武装」に意欲、NATO諸国も米国の核の傘を信用できず
  • 3
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」でソフトウェア株総崩れの中、投資マネーの新潮流は?
  • 4
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 5
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 6
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 7
    川崎が「次世代都市モデルの世界的ベンチマーク」に─…
  • 8
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 9
    極超音速ミサイルが通常戦力化する世界では、グリー…
  • 10
    生き返ったワグネルの「影」、NATO内部に浸透か
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発される中国のスパイ、今度はギリシャで御用
  • 4
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 5
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」で…
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 8
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 9
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 10
    「目のやり場に困る...」アカデミー会場を席巻したス…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中