最新記事
動物

外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大きな身体を「丸呑み」する衝撃シーンの撮影に成功

Python seen swallowing 77-pound deer in stunning video

2024年10月27日(日)07時00分
ケイトリン・ルイス

ニシキヘビの爆発的な増加を抑えるのに苦慮

研究者たちによれば、シカを丸呑みしたニシキヘビは彼らが観察した中で最も体が小さかった。研究ではこのほかに2匹のニシキヘビを捕獲して口の開き(口を最大限に開けた時の大きさ)を測定している。

測定の結果、3匹とも体長は4.5~5.8メートルで口の大きさは直径約25センチ、外周は約80センチだった。これまでに観察されていたニシキヘビの最大開口サイズである約22センチを上回っている。

研究者たちは長年、フロリダ州におけるニシキヘビの個体数の制御に取り組んできた。アジア原産のビルマニシキヘビは1979年に初めてフロリダ州のエバーグレーズで目撃されて以降、個体数が爆発的に増加して同地域の生態系を破壊しつつある。ニシキヘビはほかの動物に捕食されることがない最上位捕食者とされている。

フロリダ州ではニシキヘビの個体数を減らすための一つの方法として毎年「パイソン・チャレンジ」を開催している。参加者が「ヘビ狩り」をするイベントで、ヘビを捕獲した人には現金で2万5000ドル超の賞金を得ることができる。今年のチャレンジは8月9日から18日にかけて実施された。

エバーグレーズでこれまでに目撃されたニシキヘビの中で最も大型の部類に入るのは、2022年に捕獲された体長約5.5メートルのニシキヘビだ。このヘビはメスで捕獲された当時は体内に122個の卵があり、体重は約97キロだった。

ニューズウィーク日本版 BTS再始動
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2026年4月7号(3月31日発売)は「日本企業に迫る サステナビリティ新基準」特集。国際基準の情報開示や多様な認証制度――本当の「持続可能性」が問われる時代へ

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

中東緊迫化、利上げに前向きな意見相次ぐ 基調物価の

ビジネス

午前の日経平均は大幅続落、一時2800円超安 中東

ワールド

インド、ロシア製ミサイルシステムなど250億ドルの

ワールド

再送-全米で反トランプ集会 移民政策やイラン戦争に
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:BTS再始動
特集:BTS再始動
2026年3月31日号(3/24発売)

3年9カ月の空白を経て完全体でカムバック。世界が注目する「BTS2.0」の幕開け

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 2
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度を決める重要な要素とは?
  • 3
    オランウータンに「15分間ロックオン」された女性のSNS動画が拡散、動物園で一体何が?
  • 4
    ビートルズ解散後の波乱...「70年代のポール・マッカ…
  • 5
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 6
    【銘柄】東京電力にNTT、JT...物価高とイラン情勢に…
  • 7
    ヒドラのように生き延びる...イランを支配する「革命…
  • 8
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 9
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反…
  • 10
    カタール首相、偶然のカメラアングルのせいで「魔法…
  • 1
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 2
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」モナコ舞踏会に見る富と慈善
  • 3
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 4
    レストラン店内で配膳ロボットが「制御不能」に...店…
  • 5
    中国の公衆衛生レベルはアメリカ並み...「ほぼ国民皆…
  • 6
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 7
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 8
    イランは空爆により核・ミサイル製造能力を「喪失」…
  • 9
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 10
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 6
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中