最新記事
ネットで話題

ナチス・ドイツの遺物が屋根裏部屋に眠っていた...その価値と物語とは?

New Homeowner Explores Attic of U.S. House - Finds Nazi Memorabilia From 1945

2024年10月17日(木)12時30分
レイチェル・オコナー
アメリカ兵が持ち帰ったナチスの遺物、屋根裏から再び日の目を浴びる Entire-Ant6994-Reddit

アメリカ兵が持ち帰ったナチスの遺物、屋根裏から再び日の目を浴びる Entire-Ant6994-Reddit

<ナチスの遺物が屋根裏部屋から発見され、その真価を巡る議論がネットで広がっている>

アメリカで住宅の屋根裏部屋からナチス・ドイツの遺物が発見され、この家の新しい持ち主を驚かせている。

【画像】屋根裏部屋で発見されたナチス遺物...その真価は?

Redditに「Entire-Ant6994」のアカウントを作成したユーザーの唯一の目的は、この遺物の由来や、価値があるかどうかを探ることだった。

複数のサブレディットで共有された写真には、ナチスの紋章が入った赤いフォルダーが写っている。

匿名で本誌の取材に応じた発見者は、「このフォルダーは私が新しく購入した住宅の屋根裏部屋で見つけた。第2次世界大戦の兵士が、自分のために取っておいてもらおうと、私の新しい家に昔住んでいた自分の母親にこれを郵送した」と説明する。

裏側には「第19兵器大隊から記念品として贈られた」と記されていた。第19兵器大隊は当時ドイツに駐留していたアメリカ陸軍の部隊で、記念品はドイツで1945年6月10日に開かれた夕食会の招待客に配られた。第2次世界大戦でドイツが降伏した1カ月後のことだった。

フォルダーには位の高いアメリカ軍将校を含む出席者名簿や夕食会のメニューが入っていた。本誌はこれについて米軍にコメントを求めている。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

FRB、年内0.5%追加利下げ見込む 幅広い意見相

ビジネス

情報BOX:パウエル米FRB議長の会見要旨

ビジネス

FRB、利下げ再開 雇用弱含みで年内の追加緩和示唆

ビジネス

FRB独立性侵害なら「深刻な影響」、独連銀総裁が警
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界が尊敬する日本の小説36
特集:世界が尊敬する日本の小説36
2025年9月16日/2025年9月23日号(9/ 9発売)

優れた翻訳を味方に人気と評価が急上昇中。21世紀に起きた世界文学の大変化とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「日本を見習え!」米セブンイレブンが刷新を発表、日本では定番商品「天国のようなアレ」を販売へ
  • 2
    中国は「アメリカなしでも繁栄できる」と豪語するが...最新経済統計が示す、中国の「虚勢」の実態
  • 3
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェイン・ジョンソンの、あまりの「激やせぶり」にネット騒然
  • 4
    1年で1000万人が死亡の可能性...迫る「スーパーバグ…
  • 5
    【クイズ】世界で最も「リラックスできる都市」が発…
  • 6
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影…
  • 7
    【クイズ】世界で1番「島の数」が多い国はどこ?
  • 8
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 9
    中国山東省の住民が、「軍のミサイルが謎の物体を撃…
  • 10
    燃え上がる「ロシア最大級の製油所」...ウクライナ軍…
  • 1
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 2
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれば当然」の理由...再開発ブーム終焉で起きること
  • 3
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサイルが命中、米政府「機密扱い」の衝撃映像が公開に
  • 4
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 5
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人…
  • 6
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェ…
  • 7
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 8
    【クイズ】世界で1番「島の数」が多い国はどこ?
  • 9
    「なんて無駄」「空飛ぶ宮殿...」パリス・ヒルトン、…
  • 10
    観光客によるヒグマへの餌付けで凶暴化...74歳女性が…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果物泥棒」と疑われた女性が無実を証明した「証拠映像」が話題に
  • 4
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 5
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影…
  • 6
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 7
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 8
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれ…
  • 9
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 10
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中