最新記事

動物虐待

「絶対に許せない...」猫をケージに閉じ込めたまま「ごみ箱に捨てた」女性を防犯カメラが記録

Woman Dumping 'Sweet Cat' in Carrier in Texas Trash Can Caught on Camera

2023年1月24日(火)16時00分
アリス・ギブス
猫

(写真はイメージです) ablokhin-iStock

<猫をケージごと公園のごみ箱に捨てた女性の正体とは>

テキサス州ローゼンバーグの自然公園で「猫をごみ箱に捨てた」と思われる女性を、動物愛護団体が探している。現場はシーボーンクリーク自然公園。1月12日の午前10時50分ごろ、女性が公園のごみ箱に猫を捨てる瞬間を防犯カメラが記録した。

【写真】猫をケージごと「公園のごみ箱に捨てた」女性の正体

防犯カメラが捉えた映像では、フォード車に乗った女性が車を停め、ペット用のケージを持って車から降りる。そして彼女はそのケージをごみ箱に捨てた。ケージの中には猫が閉じ込められており、身動きが取れない状態にあった。餌や水は入っていなかった。

不幸中の幸い、目撃者がいたため、猫は動物愛護団体のローゼンバーグ・アニマルコントロール・シェルターに引き渡された。同団体のオマール・ポリオ所長は本誌に「猫は『キング・トリトン』と名付けました。推定年齢は1~2歳です」と説明。そして猫の健康状態は良好だと言った。

アメリカ動物虐待防止協会によると、アメリカでは毎年約630万匹の伴侶動物がシェルターで保護されている。そのうちの約320万匹は猫だという。

ローゼンバーグ・アニマルコントロール・シェルターは、誰がこの猫を捨てたのか、知りたいと考えている。そのため同団体はFacebookページで情報提供を呼びかけた。

Facebook上では「餌も水も入っていないケージに閉じ込め、野外に放置するのは動物虐待だ。彼女が捕まることを祈る」、「絶対に許せない」といった声が挙がった。

猫を捨てた女性はまだ見つかっていないが、ネット上での大きな反響もあり、キング・トリトンは無事に里親を見つけることができたという。

ニューズウィーク日本版 ジョン・レノン暗殺の真実
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年12月16日号(12月9日発売)は「ジョン・レノン暗殺の真実」特集。衝撃の事件から45年、暗殺犯が日本人ジャーナリストに語った「真相」 文・青木冨貴子

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ベネズエラ沖の麻薬船攻撃、米国民の約半数が反対=世

ワールド

韓国大統領、宗教団体と政治家の関係巡り調査指示

ビジネス

エアバス、受注数で6年ぶりボーイング下回る可能性=

ワールド

EU、27年までのロシア産ガス輸入全面停止へ前進 
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
2025年12月16日号(12/ 9発売)

45年前、「20世紀のアイコン」に銃弾を浴びせた男が日本人ジャーナリストに刑務所で語った動機とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だから日本では解決が遠い
  • 2
    【クイズ】アジアで唯一...「世界の観光都市ランキング」でトップ5に入ったのはどこ?
  • 3
    中国軍機の「レーダー照射」は敵対的、と元イタリア空軍の専門家。NATO軍のプロフェッショナルな対応と大違い
  • 4
    トランプの面目丸つぶれ...タイ・カンボジアで戦線拡…
  • 5
    中国の著名エコノミストが警告、過度の景気刺激が「…
  • 6
    死者は900人超、被災者は数百万人...アジア各地を襲…
  • 7
    「韓国のアマゾン」クーパン、国民の6割相当の大規模情…
  • 8
    キャサリン妃を睨む「嫉妬の目」の主はメーガン妃...…
  • 9
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 10
    イギリスは「監視」、日本は「記録」...防犯カメラの…
  • 1
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 2
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価に与える影響と、サンリオ自社株買いの狙い
  • 3
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だから日本では解決が遠い
  • 4
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 5
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺…
  • 6
    キャサリン妃を睨む「嫉妬の目」の主はメーガン妃...…
  • 7
    ホテルの部屋に残っていた「嫌すぎる行為」の証拠...…
  • 8
    戦争中に青年期を過ごした世代の男性は、終戦時56%…
  • 9
    イスラエル軍幹部が人生を賭けた内部告発...沈黙させ…
  • 10
    【クイズ】アルコール依存症の人の割合が「最も高い…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 5
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 6
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 7
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 8
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 9
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 10
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中