最新記事

英王室

ウィリアム王子、家族を「盗撮」したカメラマンに激怒する動画が流出

Prince William Receives Support After Video Shows Him Confronting Photographer 'Stalking' His Family

2022年7月1日(金)17時26分
キャサリン・アルメシン
ウィリアム王子一家

Hannah McKay-REUTERS

<動画はソーシャルメディア上で広まり、「よくもこんなことを」と激しい口調でカメラマンに詰め寄る王子の対応には賛否の声が>

ウィリアム王子が、自分たち家族を勝手に撮影したと思われるカメラマンに詰め寄る様子を捉えた動画がネット上で広まっている。これを受け、王室ファンからはウィリアムを支持する声が上がっているようだ。

問題の動画には、ウィリアムがカメラマンと激しく口論する様子が映っている。このカメラマンは、ウィリアムが妻キャサリン妃と3人の子どもと一緒に、イングランド東部ノーフォークにある私邸の近くで自転車に乗っている様子を撮影していた疑いがある。カメラマンは、自分は何も悪いことをしていないと主張するが、ウィリアムは彼が子どもたちを「つけ回し」たと述べ、その「腹立たしい」行動を非難している。

動画には、ウィリアムがカメラマンに「君は僕たちを探してここに来たんだろう」と言う声が入っており、その後にキャサリン妃が、以前に同じ男性が家の前を車で通ったのを見たと述べている。

【動画】「よくもこんなことを」とカメラマンに詰め寄るウィリアム王子......動画はこちら

ウィリアムはカメラマンに対して、さらにこう言った。「よくも子どもたちに対してそんなことをしてくれたな。君は僕らや子どもたちを探して、つけ回していたんだ。土曜日に子どもたちと穏やかにサイクリングをしている僕らをつけ回して、君は名乗りもしないなんて」

カメラマンは、自分は公道を使っていただけだと主張。ウィリアム王子一家を撮影してしまっていたなんて気づかなかった、気づいたら撮影をやめていたと述べたが、ウィリアムはこう詰め寄った。

「君は自分が何をしているのか、ちゃんと分かっていたはずだ。君らマスコミも、もう学んでいると思っていたのに」

「過剰反応」だと批判する声も

テレグラフ紙の報道によれば、この「衝突」が起きたのは1年以上前のことだが、ウィリアムに詰め寄られたカメラマンと思われるテリー・ハリスが最近になって動画をユーチューブに投稿したことで、ネット上で拡散されたようだ。

ユーチューブに投稿されたオリジナルの動画は、2万回以上視聴された後に削除されたものの、その後、別のユーチューバーが動画を短く編集したものを投稿。同じ動画が、ツイッターやTikTokをはじめとするその他のソーシャルメディアにも転載された。

これを受けてソーシャルメディアの一部ユーザーからは、ウィリアム王子が過剰反応したのではと示唆する意見や、批判する声も上がった。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

メルセデスが米にEV納入一時停止、新モデルを値下げ

ビジネス

英アーム、内製半導体開発へ投資拡大 7─9月利益見

ワールド

銅に8月1日から50%関税、トランプ氏署名 対象限

ビジネス

米マイクロソフト、4─6月売上高が予想上回る アジ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプ関税15%の衝撃
特集:トランプ関税15%の衝撃
2025年8月 5日号(7/29発売)

例外的に低い日本への税率は同盟国への配慮か、ディールの罠か

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅で簡単にできる3つのリハビリ法
  • 2
    枕元に響く「不気味な咀嚼音...」飛び起きた女性が目にした「驚きの光景」にSNSでは爆笑と共感の嵐
  • 3
    【クイズ】1位は韓国...世界で2番目に「出生率が低い」国はどこ?
  • 4
    いま玄関に「最悪の来訪者」が...ドアベルカメラから…
  • 5
    M8.8の巨大地震、カムチャツカ沖で発生...1952年以来…
  • 6
    一帯に轟く爆発音...空を横切り、ロシア重要施設に突…
  • 7
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
  • 8
    「自衛しなさすぎ...」iPhone利用者は「詐欺に引っか…
  • 9
    日本人の児童買春ツアーに外務省が異例の警告
  • 10
    街中に濁流がなだれ込む...30人以上の死者を出した中…
  • 1
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅で簡単にできる3つのリハビリ法
  • 2
    幸せホルモン「セロトニン」があなたを変える──4つの習慣で脳が目覚める「セロ活」生活のすすめ
  • 3
    囚人はなぜ筋肉質なのか?...「シックスパック」は夜つくられる
  • 4
    いきなり目の前にヒグマが現れたら、何をすべき? 経…
  • 5
    航空機パイロットはなぜ乗員乗客を道連れに「無理心…
  • 6
    中国が強行する「人類史上最大」ダム建設...生態系や…
  • 7
    「様子がおかしい...」ホテルの窓から見える「不安す…
  • 8
    タイ・カンボジア国境で続く衝突、両国の「軍事力の…
  • 9
    【クイズ】1位は韓国...世界で2番目に「出生率が低い…
  • 10
    中国企業が米水源地そばの土地を取得...飲料水と国家…
  • 1
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 2
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が話題に
  • 3
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅で簡単にできる3つのリハビリ法
  • 4
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 5
    幸せホルモン「セロトニン」があなたを変える──4つの…
  • 6
    「細身パンツ」はもう古い...メンズファッションは…
  • 7
    囚人はなぜ筋肉質なのか?...「シックスパック」は夜…
  • 8
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップ…
  • 9
    ロシアの労働人口減少問題は、「お手上げ状態」と人…
  • 10
    いきなり目の前にヒグマが現れたら、何をすべき? 経…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中