最新記事

動物

生死をかけた猫の勇姿、コヨーテとの激闘を防犯カメラが捉える

2022年6月13日(月)18時15分
若道いつき
激闘を繰り広げる猫とコヨーテ

FOX 11 Los Angeles-YouTube

<噛み付く機会を伺うコヨーテと、威嚇する猫。激しい格闘の結果は......>

コヨーテに襲われた猫が決死の反撃の末に命拾いする動画がアメリカで話題となっている。

このビデオは先週木曜の深夜、テキサス州サーフサイドビーチに建つビーチハウスの防犯カメラが記録したものだ。カメラの死角から現れた2匹の動物は、ウッドデッキ上で掴み合いの闘いを繰り広げる。体格で勝るコヨーテが飛び掛かれば、猫はカウンターパンチを見舞う。

噛み付く機会を伺うコヨーテと、威嚇する猫。デッキに置かれた折り畳み式ラウンジチェアに猫が潜り込むと、コヨーテは引きずり出そうと何度も試みる。猫は隙を見て手すりによじ登って逃れようとするが、後方からコヨーテに噛み付かれてしまう。

しかし、強靭な瞬発力で体勢を立て直してコヨーテの喉元に反撃。突き飛ばした隙に再び手すりによじ登り、間一髪のところで柱の上部に逃げ切ることに成功した。

少しの間うろうろしていたコヨーテだが、猫に届かないことが分かると、諦めてその場を去って行った。

この動画をフェイスブックに投稿したトニー・グレイによると、映っている猫は彼のペットではないという。

コヨーテやピューマ(マウンテンライオン)が狙うのはペットだけでなく、小さな子供を襲う事例も報告されている。

4月末には、カリフォルニア州ハンティントンビーチで2歳の女の子がコヨーテに顔を噛まれた。先月初めにもダラスで玄関ポーチにいた2歳児が襲われ、重体により病院に搬送されている。

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ビジネス

OPECプラス、6月日量41.1万バレル増産で合意

ビジネス

日本との関税協議「率直かつ建設的」、米財務省が声明

ワールド

アングル:留学生に広がる不安、ビザ取り消しに直面す

ワールド

トランプ政権、予算教書を公表 国防以外で1630億
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得る? JAXA宇宙研・藤本正樹所長にとことん聞いてみた
  • 2
    古代の遺跡で「動物と一緒に埋葬」された人骨を発見...「ペットとの温かい絆」とは言えない事情が
  • 3
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1位はアメリカ、2位は意外にも
  • 4
    野球ボールより大きい...中国の病院を訪れた女性、「…
  • 5
    日々、「幸せを実感する」生活は、実はこんなに簡単…
  • 6
    インドとパキスタンの戦力比と核使用の危険度
  • 7
    なぜ運動で寿命が延びるのか?...ホルミシスと「タン…
  • 8
    「2025年7月5日天体衝突説」拡散で意識に変化? JAX…
  • 9
    【徹底解説】次の教皇は誰に?...教皇選挙(コンクラ…
  • 10
    「すごく変な臭い」「顔がある」道端で発見した「謎…
  • 1
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 2
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 3
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新研究】
  • 4
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 5
    ロシア国内エラブガの軍事工場にウクライナが「ドロ…
  • 6
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に…
  • 7
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは…
  • 8
    タイタニック生存者が残した「不気味な手紙」...何が…
  • 9
    マリフアナを合法化した末路とは? 「バラ色の未来…
  • 10
    古代の遺跡で「動物と一緒に埋葬」された人骨を発見.…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 5
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 6
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 7
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 9
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた…
  • 10
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中