最新記事
日本政治

衆議院解散、総選挙へ 主要政党の公約一覧まとめ

2021年10月14日(木)16時00分

原発・エネルギー・環境

自民党
安全性確認された原発再稼働。核融合開発推進。2050年カーボンニュートラル実現に向け2兆円基金。

公明党
クリーンエネルギー自動車購入補助。充電スタンド、水素ステーション整備。

立憲民主党
原子力に依存しないカーボンニュートラル実現。原発の新増設認めず。自然エネルギーによる電力最大限に活用できるよう送電網整備を国の事業として推進。

日本共産党
温暖化ガス削減目標を50%から60%に引き上げ。

国民民主党

代替できるエネルギー源確立まで原子力は重要な選択肢。40年運転制限制を厳格適用。安全基準満たし地元同意得た原発は稼働。新増設せず。

日本維新の会
既設原発は市場原理の下でフェードアウト目指す。国内発電電力量に占める再生可能エネルギーの割合拡大。小型高速炉など次世代原子炉の研究を強化・継続。

外交安全保障

自民党
相手領域内で弾道ミサイル等を阻止する能力の保有含め抑止力向上させる新たな取り組み。対GDP比2%以上も念頭に防衛関係費増額目指す。海上保安庁の体制拡充と自衛隊との連携強化。戦略技術・物資の特定と技術流出等の防止のため「経済安全保障推進法」を策定。台湾のTPP加盟申請歓迎。

公明党
核兵器のない世界への取り組む。日米同盟強化。

立憲民主党
日米同盟基軸としつつ近隣諸国と多国間協力推進。核兵器禁止条約締結国会合へのオブザーバー参加。辺野古新基地建設中止。米軍基地負担軽減と日米地位協定改定。

日本共産党
憲法9条を活かした平和外交。日米安保条約破棄し対等な日米友好条約締結。核兵器禁止条約に参加。

国民民主党
日米同盟を堅持・強化。沖縄・辺野古の埋め立ては一旦停止し「プランB」話し合い。横田、岩国空域および管制権の返還要求。海上保安庁の体制強化し自衛隊などと連携深化。

日本維新の会
日米同盟を基軸。日米地位協定を抜本的に見直し。防衛費の GDP1%枠撤廃しテロやサイバー・宇宙空間への防衛体制強化。領域内阻止能力の構築を積極的に検討。

その他(社会保障など)

自民党
LGBTに関する理解増進議員立法の速やかな制定実。女性の経済的自立を支援。氏を改めることによる不利益をさらに解消。

公明党
刑事責任問われた議員の歳費支給停止や返納。高齢者向けにスマホ教室。

立憲民主党
義務教育給食無償化。同性婚可能とする法制度実現。DV対策など充実。生理用品買えない女性への支援。

日本共産党
選択的夫婦別姓導入。年金マクロ経済スライド廃止。LGBT平等法実現。入管・難民行政改革。

国民民主党
日本型「ベーシックインカム」創設。最低賃金引き上げ。社会保険料負担半減。教育無償化。

日本維新の会
最低所得保障制度(給付付き税額控除またはベーシックインカム)を基軸とした再分配の最適化・統合化を本格的に検討。

(竹本能文、杉山健太郎)

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2021トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます


【話題の記事】
・中国人富裕層が感じる「日本の観光業」への本音 コロナ禍の今、彼らは何を思うのか
・世界の引っ越したい国人気ランキング、日本は2位、1位は...


あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米当局、テスラにロボタクシー巡り情報提供要請 ネッ

ワールド

不法移民の第三国移送、適切な手続き当面不要 米最高

ワールド

イスラエルのイラン空爆、国際人道法違反も=国連調査

ワールド

訂正-米、イラン核施設攻撃の週末に国民のイスラエル
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界が尊敬する日本のCEO
特集:世界が尊敬する日本のCEO
2025年7月 1日号(6/24発売)

不屈のIT投資家、観光ニッポンの牽引役、アパレルの覇者......その哲学と発想と行動力で輝く日本の経営者たち

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々と撤退へ
  • 2
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 3
    飛行機内で「最悪の行為」をしている女性客...「あり得ない!」と投稿された写真にSNSで怒り爆発
  • 4
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 5
    ホルムズ海峡の封鎖は「自殺行為」?...イラン・イス…
  • 6
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測…
  • 7
    EU、医療機器入札から中国企業を排除へ...「国際調達…
  • 8
    「イラつく」「飛び降りたくなる」遅延する飛行機、…
  • 9
    【クイズ】次のうち、中国の資金援助を受けていない…
  • 10
    イランとイスラエルの戦争、米国より中国の「ダメー…
  • 1
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 2
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の「緊迫映像」
  • 3
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事故...「緊迫の救護シーン」を警官が記録
  • 4
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 5
    「うちの赤ちゃんは一人じゃない」母親がカメラ越し…
  • 6
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
  • 7
    イタリアにある欧州最大の活火山が10年ぶりの大噴火.…
  • 8
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 9
    飛行機内で「最悪の行為」をしている女性客...「あり…
  • 10
    ホルムズ海峡の封鎖は「自殺行為」?...イラン・イス…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊の瞬間を捉えた「恐怖の映像」に広がる波紋
  • 3
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 4
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 5
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 6
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の…
  • 7
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 8
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 9
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 10
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中