最新記事

英王室

喜びを爆発させるジョージ王子、いったい何に?

Watch: Prince George Reacts Happily to England Goal, Comforted By William After Loss

2021年7月12日(月)17時44分
スコット・マクドナルド
ジョージ王子

Football Central-YouTube

<イングランドの優勝がかかった欧州選手権の決勝戦を親子で観戦したジョージ王子のサッカー愛あふれるキュートな反応が話題に>

英王室のジョージ王子(7)は7月11日、父親のウィリアム王子、母親のキャサリン妃と一緒にイングランドの優勝がかかったサッカーの試合を観戦。パパそっくりの仕草で勝負の行方に一喜一憂する愛らしい姿に、世界の王室ファンはほっこりさせられている。

ウィリアム王子一家は、ロンドンのウェンブリー・スタジアムに約6万5000人の観衆を集めて行われた2020年UEFA欧州選手権のイングランド対イタリアの決勝戦を熱狂的なサポーターたちに混じって観戦した。新型コロナウイルス感染症の流行により、1年延期されていた試合だ。

ジョージ王子が飛び上がって喜んだのは、試合開始後わずか2分で、イングランドのルーク・ショーが先制ゴールを決めたとき。サッカーの試合だというのに、ウイリアム王子と同じくスーツを着てネクタイを締め、7歳にしてすっかりイングランドファンの立派な王族に成長したジョージ王子のキュートな姿は、満員の観客のなかで燦然と輝いていた。


ネット上には他にも、対ドイツ戦で欧州選手権を初観戦したジョージ王子が国歌斉唱で少しはにかんでみせる場面など、王室ウォッチャーがとらえた一挙手一投足が出回っている。

最後の最後で悲しい顔に

さて、試合のほうは──。イングランドは前半を1点リードで守り切ったが、後半にイタリアのレオナルド・ボヌッチがゴ-ルに押し込んで1対1の同点に。延長戦でも決着がつかず、PK戦に入った。

イングランドは2人目のキックが終わった時点で、2対1で有利だった。

イタリアは3人目で同点に追い付き、4人目も続けて成功した。イングランドは3人目が外し、スコアは3対2。5人目が成功すれば同点だったが、イングランド代表史上最年少で先発出場した19歳のブカヨ・サカのシュートはイタリアにブロックされた。

イタリアはユーゴスラビアを破った1968年以来53年ぶりの欧州選手権制覇。

この展開に見るからに落胆した表情のジョージ王子を、ウィリアム王子が肩をさすって慰める場面もあった。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米新規失業保険申請1.8万件増の24.1万件、予想

ビジネス

米財務長官、FRBに利下げ求める

ビジネス

アングル:日銀、柔軟な政策対応の局面 米関税の不確

ビジネス

米人員削減、4月は前月比62%減 新規採用は低迷=
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に高く、女性では反対に既婚の方が高い
  • 2
    マリフアナを合法化した末路とは? 「バラ色の未来が来るはずだったのに...」
  • 3
    タイタニック生存者が残した「不気味な手紙」...何が書かれていた?
  • 4
    ポンペイ遺跡で見つかった「浴場」には、テルマエ・…
  • 5
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」では…
  • 6
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは…
  • 7
    インド北部の「虐殺」が全面「核戦争」に発展するか…
  • 8
    クルミで「大腸がんリスク」が大幅に下がる可能性...…
  • 9
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 10
    悲しみは時間薬だし、幸せは自分次第だから切り替え…
  • 1
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 2
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 3
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新研究】
  • 4
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは…
  • 5
    ロシア国内エラブガの軍事工場にウクライナが「ドロ…
  • 6
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に…
  • 7
    パニック発作の原因の多くは「ガス」だった...「ビタ…
  • 8
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 9
    私の「舌」を見た医師は、すぐ「癌」を疑った...「口…
  • 10
    マリフアナを合法化した末路とは? 「バラ色の未来…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 5
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 6
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 7
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 8
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 10
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中