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米J&J、今週のEU向けコロナワクチン出荷量は予定の半分

2021年5月18日(火)10時10分
米ジョンソン・エンド・ジョンソンのコロナワクチン

米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は、欧州連合(EU)に今週出荷予定だった新型コロナウイルスのワクチンを半分に減らした。EU当局者が5月17日、ロイターに明らかにした。4月、スペインで撮影(2021年 ロイター/Jon Nazca)

米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は、欧州連合(EU)に今週出荷予定だった新型コロナウイルスのワクチンを半分に減らした。EU当局者が17日、ロイターに明らかにした。

EUとの契約でJ&Jは、接種数が1回で済むワクチンを第2・四半期に5500万回分供給することになっている。ただ、これまでの出荷は約500万回分にとどまっている。

J&Jは米国で製造上の問題に直面している。EU当局者によると、EU向けの同社ワクチンは米国とオランダのライデンで製造されている。

J&Jは、EUとの供給契約を守るため、ライデン以外の10カ所の製造拠点もフル稼働してワクチンを製造すると説明している。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

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