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米中対立

トランプ、TikTok売却めぐり「ウォルマートとオラクルと協議。近く決定する」

2020年9月18日(金)12時53分

トランプ米大統領は、中国・北京字節跳動科技(バイトダンス)傘下の短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」について、ウォルマートとオラクルと協議したと明らかにした。ホワイトハウスで16日撮影(2020年 ロイター/Leah Millis)

トランプ米大統領は17日、中国・北京字節跳動科技(バイトダンス)傘下の短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」について、ウォルマートとオラクルと協議したと明らかにした。ただ、状況に大きな変化はないとした。

ウィスコンシン州に向けて出発するのを前にホワイトハウスで記者団に対し「きょうウォルマートとオラクルと話した。マイクロソフトもまだ関与しているようだ」と語った。その上で「大きな変化はない。近く決定する」と述べた。

トランプ氏はTikTokの米事業を米企業に売却しなければアプリの利用を近く禁止すると警告しており、バイトダンスは合意を急いでいる。

[ロイター]


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