最新記事

パンデミック

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(7日現在)

2020年4月7日(火)08時03分

米ニューヨーク、ニュージャージー両州の知事は6日、新型コロナウイルス危機が安定期に差し掛かりつつある可能性を示す初期の兆候が見られると述べた。しかし、全米での新型コロナ感染症による死者は1万人を突破し、予断を許さない状況が続いている。ニューヨーク市クイーンズ地区の病院で撮影(2020年 ロイター/EDUARDO MUNOZ)


■NY州などでコロナ危機安定の兆候も、全米死者は1万人突破

米ニューヨーク、ニュージャージー両州の知事は6日、新型コロナウイルス危機が安定期に差し掛かりつつある可能性を示す初期の兆候が見られると述べた。しかし、全米での新型コロナ感染症による死者は1万人を突破し、予断を許さない状況が続いている。

■コロナ制限措置の解除慎重に、マスクは医療関係者優先=WHO

世界保健機関(WHO)は6日、新型コロナウイルス感染拡大抑制に一般市民が医療用マスクを着用すれば、第一線で患者の治療にあたっている医療関係者向けの防護具不足が悪化するとの懸念を示した。

■米FRB、中小企業向け融資支援制度を強化 週内に詳細発表

米連邦準備理事会(FRB)は6日、新型コロナウイルスの影響を受けた中小企業向けの融資支援制度について、融資を行う銀行に対して融資した分の資金を提供する方針を示した。今週中に詳細を発表する。

■パウエルFRB議長、9日に経済状況巡り説明 ウェブ配信

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、9日の午前10時(日本時間午後11時)から、シンクタンクのブルッキングス研究所が主催するウェブ配信で経済状況について説明を行う。FRBが6日明らかにした。

■ジョンソン英首相がICUで治療、新型コロナ感染の症状悪化

英首相官邸は6日、新型コロナウイルスに感染し5日に入院したジョンソン首相(55)が集中治療室(ICU)で治療を受けていることを明らかにした。

■米フロリダ・ネバダ州、新型コロナの経済的打撃に脆弱か=調査

オックスフォード・エコノミクスの最新の調査で、米国内でフロリダやネバダ州などが新型コロナウイルス感染拡大による経済的打撃に脆弱である可能性が示された。

■NY証取、上場維持基準を緩和 新型コロナによる株安受け

米インターコンチネンタル取引所傘下のニューヨーク証券取引所(NYSE)は、新型コロナウイルスに伴う株価下落を背景に、6月末まで上場維持基準を緩和する。規制当局への資料で明らかになった。

■イタリア北部で新型コロナの抗体検査開始、医療従事者から

新型コロナウイルスの感染が早い段階で拡大していたイタリア北部のベネト州で6日、新型コロナに対する抗体の有無を判別する抗体検査が医療従事者を対象に開始された。

■イラン、新型コロナ巡る米国の支援受け入れず=外務省報道官

イラン外務省のムサビ報道官は6日、イランは米国から新型コロナウイルス感染対応のための支援は受け入れないと述べた。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米金利オプション市場、FRB利上げの可能性上昇を示

ビジネス

訂正-仏ロクシタン、株式を非公開化 18億米ドルで

ビジネス

商船三井、25年3月期純利益は減益予想 

ワールド

アジア太平洋、軟着陸の見込み高まる インフレ低下で
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドローンを「空対空ミサイルで撃墜」の瞬間映像が拡散

  • 2

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 3

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる4択クイズ

  • 4

    AIパイロットvs人間パイロット...F-16戦闘機で行われ…

  • 5

    メーガン妃の「限定いちごジャム」を贈られた「問題…

  • 6

    日本マンガ、なぜか北米で爆売れ中...背景に「コロナ…

  • 7

    「瞬時に痛みが走った...」ヨガ中に猛毒ヘビに襲われ…

  • 8

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士…

  • 9

    19世紀イタリア、全世界を巻き込んだ論争『エドガル…

  • 10

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 3

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドローンを「空対空ミサイルで撃墜」の瞬間映像が拡散

  • 4

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴…

  • 5

    AIパイロットvs人間パイロット...F-16戦闘機で行われ…

  • 6

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 7

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された…

  • 8

    日本マンガ、なぜか北米で爆売れ中...背景に「コロナ…

  • 9

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

  • 10

    「誹謗中傷のビジネス化」に歯止めをかけた、北村紗…

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 3

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の瞬間映像をウクライナ軍が公開...ドネツク州で激戦続く

  • 4

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士…

  • 5

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 6

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 7

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 8

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 9

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 10

    「誰かが嘘をついている」――米メディアは大谷翔平の…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中