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中朝会談

うろたえる韓国、北朝鮮の非核化交渉で脇役に

Sidelined by China

2019年6月24日(月)15時15分
テジョン・カン

文の希望はかなわないばかりか、習がG20後の会談で北朝鮮からのメッセージをトランプに伝え、米朝の対話を仲介する可能性が高まっている。この状況で文と話し合っても何も得るものはないと、北朝鮮側は判断したのかもしれない。

対日関係を考慮に入れると、韓国の置かれた立場はさらにまずい。日韓関係は戦後最悪ともいわれる状態にある。G20サミットのホスト国であり、朝鮮半島情勢に影響を及ぼす主要なプレーヤーでもある日本の安倍晋三首相とも、文は対話を望めそうもない。

日本の統治下で労働力として動員された元徴用工が起こした訴訟で、韓国の最高裁は昨秋、日本企業に賠償を命じる判決を下した。この問題の解決に向け、日本政府は日韓請求権協定に基づき韓国側に仲裁委員会の設置を求めたが、韓国はこの要請に応じなかった。

こじれた日韓関係についてコメントを求められた高は、日程などはまだ何も決まっていないが、文は安倍との首脳会談を希望していると述べた。高によれば、文は日本との対話にはいつでも応じる姿勢で、過去の歴史問題と現在の日韓関係は切り離して考えるべきだと語っているという。

目前に迫ったG20サミットではアメリカ、中国、それに(習をメッセンジャーとして)北朝鮮も状況打開に向けて何らかの働き掛けをしようと模索している。その中で韓国だけが蚊帳の外に置かれそうだ。

From thediplomat.com

<2019年7月2日号掲載>

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※7月2日号(6月25日発売)は「残念なリベラルの処方箋」特集。日本でもアメリカでも「リベラル」はなぜ存在感を失うのか? 政権担当能力を示しきれない野党が復活する方法は? リベラル衰退の元凶に迫る。

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