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ビデオゲーム

往年のビデオゲームは保存すべき文化遺産

The Arcade Vanishes

2019年3月2日(土)17時00分
モ・モズチ

共通の文化遺産の一部

ビデオゲームの法的問題に詳しい弁護士のマーク・ウィップルによれば、オリジナルのデータを手に入れることは著作権侵害を避けるために重要だ。「実際にゲームを所有していなければならない。単にROMの配布サイトに行ってコードを手に入れ、手元で保管するのでは駄目だ。何であれ少なくとも一つは合法的なデータを入手しておかなければ」

シファルディはゲームの黎明期を、映画におけるサイレントの時代に例える。どちらの場合も、オリジナル作品の多くは失われてしまった。観客が飽きて次に行ってしまえば、もはや何の儲けも生み出さないからだ。今でこそゲームを一種の芸術として捉える人は多いが、30年前には子供だましの価値のないものという扱いだった。ゲームセンターの経営者も、機器の保存に何の意義も見いださなかった。

「こういう(古い)ゲームは大切だ」とウィップルは言う。「映画や文化的ムーブメント、文学にも大きな影響を与えてきた。私たち共通の文化遺産の一部と言っていい」

<本誌2019年03月05日号掲載>

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