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頭骨と脳を結ぶ「秘密のトンネル」が発見される:脳障害時に免疫細胞を送り込む経路

2018年9月4日(火)17時40分
高森郁哉

通常時、この経路を通じて血液が脳から骨髄へ流れている。だが脳卒中の後、好中球が反対方向へ、つまり骨髄から脳の損傷組織へ移動するのが観察された。

チームはさらに、外科手術から得られた人間の頭骨の詳細な画像から、マウスと同様の経路が存在することを発見した。人間とマウスそれぞれの頭骨の経路を直径で比較すると、人間の経路は5倍大きいという。

これらの結果から、頭骨と脳を結ぶトンネルは、脳が損傷した際に免疫細胞を迅速に送り込む「近道」として機能しているのではないかと、研究チームは推論した。今後の研究では、この経路をほかの細胞が移動しているかどうかや、こうした構造が健康や疾病に関してどんな役割を担っているのかを調べていきたいとしている。

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