最新記事

宇宙

人類初の月へのハネムーン!? スペースX最初の契約乗客はZOZO TOWNの前澤CEO

2018年9月18日(火)12時20分

9月18日、民間宇宙開発会社スペースXのイーロン・マスクCEOは、同社が計画している月周回旅行の初の搭乗者として、日本のファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイの前澤友作CEO(写真)が契約を結んだと17日発表した。都内で7月撮影(2018年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

民間宇宙開発会社スペースXのイーロン・マスクCEO(テスラCEO)は17日、同社が開発するロケット「ビッグ・ファルコン・ロケット(BFR)」の初の搭乗者として、日本のファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイの前澤友作CEOが月周回旅行の契約を結んだと発表した。

実現すれば、1972年の米アポロ計画以来、初めての有人月旅行となり、民間宇宙開発は新たな段階に入る。

BFRはまだ完成していないが、マスク氏は2022年に火星に向けた無人飛行を行い、2024年には有人飛行を実現するという構想を描いている。前澤氏が契約したロケットは月を巡る軌道を回る予定。同氏がこの契約のために支払った金額は明らかになっていない。

スペースXだけでなく、アマゾンCEOのジェフ・ベソス氏が立ち上げたロケット企業、ブルー・オリジン、英事業家リチャード・ブランソン氏が設立したヴァージン・ギャラクティックも民間宇宙船による宇宙旅行の実現に向けてしのぎを削っており、ヴァージンと契約した米映画俳優レオナルド・ディカプリオ氏など、まだ完成していないロケットの搭乗予約に名乗りを上げる有名人や資産家が相次いでいる。

ロイターは今年7月、ブルー・オリジンのロケット「ニュー・シェパード」に乗る短期の観光旅行には当初、少なくとも20万─30万ドルかかる可能性が高いと報じた。

[ホーソーン(米カリフォルニア州) 18日 ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2018トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

ニューズウィーク日本版 トランプの帝国
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2026年2月10号(2月3日発売)は「トランプの帝国」特集。南北アメリカの完全支配を狙う新戦略は中国の覇権を許し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

FRB、今年の大手銀行ストレステストで資本要件変更

ビジネス

英アーム、ライセンス収入が市場予想下回る 時間外取

ワールド

「関税はインフレ招く」の見解訂正、FRBは国民の信

ビジネス

米クアルコム、1─3月期見通しが予想下回る メモリ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染拡大する可能性は? 感染症の専門家の見解
  • 3
    エプスタインが政権中枢の情報をプーチンに流していた? 首相の辞任にも関与していた可能性も
  • 4
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 5
    トランプ不信から中国に接近した欧州外交の誤算
  • 6
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 7
    ユキヒョウと自撮りの女性、顔をかまれ激しく襲われ…
  • 8
    アジアから消えるアメリカ...中国の威圧に沈黙し、同…
  • 9
    電気代が下がらない本当の理由――「窓と給湯器」で家…
  • 10
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「副産物」で建設業界のあの問題を解決
  • 4
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から…
  • 5
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 6
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 7
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 8
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 9
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大…
  • 10
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 8
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中