ベネズエラのマドゥロ大統領は、自身の演説中にドローンが爆発した事件を巡り、事件を起こした「テロリスト」を支援したとしてチリ、コロンビア、メキシコを非難した。3カ国は事件への関与を否定している。

ベネズエラの首都カラカスで8月上旬、マドゥロ大統領の演説中に爆発物を積んだドローンが爆発する事件が発生。大統領にけがはなかった。ベネズエラ政府は大統領の暗殺が目的だったとの見解を発表した。

マドゥロ大統領は今回、容疑者とされる男のビデオを公開。男はビデオの中で、マドゥロ大統領を標的にしたドローン攻撃に関わったことを認めた上で、攻撃実行後にカラカスにあるチリ大使館に保護を求めるよう仲間から指示されたと説明した。その後、メキシコ大使館、コロンビア大使館へと移動し、国境を越えてコロンビアに逃れる手はずになっていたが、チリ大使館が閉まっていたため、計画は失敗したという。

マドゥロ大統領は「チリ、コロンビア、メキシコが、テロ行為を働いた者たちの保護に関与したことを示す材料がある」などと主張した。

ロイターはビデオの内容を裏付けることができなかった。マドゥロ大統領は3カ国の大使館が果たしたとされる役割について証拠を示しておらず、ロイターの取材に対し同国情報省は現時点で応答していない。

[カラカス 24日 ロイター]
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