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複合型ハラスメントのダメージ期間「平均9日」 男も女も性差別はある!

2018年5月31日(木)20時00分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

「現在の職場でセクシズムを受けた経験がある」と答えた女性は8.4%。過去12カ月間で、職場でセクシズムの対象になった人は4.1%だった。一方男性は、それぞれ2%と1%だった。一定数はいるものの、男性は女性よりも、セクシズムと健康の関係性が希薄だと予測されている。

またこの研究では、複数の差別やハラスメントが重なったケースについても調べた。複数の被害を受けた人は、全く被害を受けなかった人や1種類の被害にとどまった人よりも、大きな精神的ダメージを受けていることが報告された。

女性にとって特に深刻なダメージになるのは、年齢をやり玉に挙げたハラスメントとセクハラが重なるケース。この場合、30日のうち平均9日は精神的なダメージを引きずるという。

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